リンゴ・スターが100人以上のドラマーと「Come Together」を演奏したチャリティビデオ公開
リンゴ・スター(Ringo Star)が、100人以上のドラマーを率いてザ・ビートルズの「Come Together」をカヴァーした「Drum Together」のビデオが公開された。
この「Drum Together」ビデオは、世界の飢餓撲滅キャンペーンの一環として、非営利団体“WhyHunger”によって制作されたもので、100人以上のドラマーが力を合わせて、この名曲をドラムにフォーカスしたヴァージョンに仕上げ、そこにベース、ギター、ストリングス、ヴォーカルも加えてカヴァー曲として完成。
“史上最高のドラマー集団によるパフォーマンス”と称されるリズム感溢れるこのビデオには、パール・ジャムのマット・キャメロン、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのチャド・スミス、ザ・ポリスのスチュワート・コープランド、フリーのサイモン・カーク、そして11歳の天才音楽家、ナンディ・ブッシェルらロック・アーティスト他、様々なジャンルのミュージシャンたちが参加している。
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リンゴ・スターは、今回のコラボ・プロジェクトについて次のように述べている。
「子どもたちがお腹を空かせてはならない、すべての子供たちが栄養のある食べ物を得られるようにすべきだということは、私たち皆が考えていることです。これは私が過去にも支持してきた素晴らしい活動であり、(‘Come Together’は)ザ・ビートルズ作品の中でも私のお気に入りのひとつである素晴らしい楽曲です。ジム・ケルトナーに他のドラマーたちと一緒にやらないかと誘われた時、喜んで参加するよと答えました」
「Drum Together」は、ニューヨークに拠点に、アメリカ国内およびその他の地域における飢餓の撲滅と、すべての人々が栄養価の高い食品を得るという人権の促進を目指す非営利団体“WhyHunger”の活動に対する認知度を高めるために制作された。このチャリティ・ビデオを通して得た収益金は、世界の飢餓を撲滅するために、その根本的な原因に取り組み、すべての人々が健康で有益な食べ物を手に入れることができるような解決策に投資される。
ドラミングのグローバル・アンバサダーであるドム・ファムラーロと共に同プロジェクトのプロデューサーを務めたブライアン・レズニックはこう説明している。
「非常に野心的なプロジェクトですが、コンセプトはシンプルです。時間と才能を提供してくれた驚くべきミュージシャンたちの寛大さには本当に感動しました。このプロジェクトをきっかけに、WhyHungerと共に世界の飢餓をなくす活動に参加してくれる人が増えることを願っています」
先月リンゴ・スターは、全米の里子たちの創作活動を支援する非営利団体“Kids In The Spotlight”とのコラボレーションで、新作EP『Change The World』の収録曲「Let’s Change The World」のビデオを制作しており、今回の「Drum Together」は、それに続くチャリティ・プロジェクトとなる。
Written By Rhian Daly
リンゴ・スター『Change The World』
2021年9月24日発売
CD&Analog / iTunes / Apple Music / Amazon Music
日本盤のみ:解説・歌詞対訳付/SHM-CD仕様
- Let’s Change The World
- Just That Way
- Coming Undone
- Rock Around The Clock
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