リンゴ・スター、バリー・ギブがナイト爵位に
ザ・ビートルズのリンゴ・スターとビー・ジーズのバリー・ギブが新年にエリザベス女王が授与する叙勲名簿でナイト爵位を受け取ることになった。
1965年に、リンゴ・スターはザ・ビートルズのメンバーとして4人全員が大英帝国第5級勲位(MBE)を得ている。そして、12月30日に彼の長年の音楽への貢献を称えて、爵位を受け取ることになった。
リンゴ・スターはBBCを通じて、個人としてのナイト爵位の受賞に関して次のようにコメントしている。「これは凄いことです。とても誇りに思っています。そして私がとても愛している自分の音楽とチャリティに関して評して頂いたことを光栄に思います。ピース・アンド・ラヴ」。
リンゴ・スターのザ・ビートルズのバンド・メイト、ポール・マッカートニーは1997年にナイト爵位を受けとっており、10年以上に亘り、リンゴ・スターもナイトになるべきだと訴えていた。インタビューで、ポール・マッカートニーはリンゴのために、バッキンガム宮殿に行ったとデイリー・テレグラフ紙に冗談を言っている。
「最近、エリザベス女王にお会いした時は外出していらしたけど、それ以外の時にはいつもちょっと寄って、‘ちょっと、観てください。この素晴らしい、サー・リチャード・スターキー(リンゴの本名)を’って言ってるんだよ」。
バリー・ギブは2004年にビー・ジーズとして、CBE(大英帝国第3級勲位)を受勲している。この新年のリストでは、彼の音楽とチャリティへの貢献を賞して爵位を受け取ることになった。彼はこのようにコメントしている。「この瞬間は宝物のようで、忘れることが出来ないでしょう。恐れ多く、とても誇らしく思っていることを僕の兄弟にも知ってほしいと思います。これは、私のものであると共に、彼等のものでもあるのですから」。
ソフト・セルのシンガーであり、ソロ・パフォーマーでもあるマーク・アーモンドや、『Dr.House』の主演俳優ヒュー・ローリー、グライム・ラッパーのウィリーもこのニュー・イヤーの受勲リストに名前があがっている。また、作家のマイケル・モーパーゴもナイト爵位を受勲、そしてバレエ・ダンサーでもありテレビ番組『Strictly Come Dancing』の審査員でもあるダーシー・バッセルはデイム(女性でナイトに相当する叙勲)を受勲することになっている。
Written by Tim Peacock
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■リリース情報
リンゴ・スター『ギヴ・モア・ラヴ』
Ringo Starr “Give More Love”
発売日:2017年9月15日
品番:UICY-15616
価格:2600円(税抜) 2700円(税込)
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