リアーナがSpotify史上、通算10曲が10億回再生を突破した初の女性アーティストに
リアーナ(Rihanna)がSpotify史上、通算10曲が10億回再生を突破した初の女性アーティストとなった。2023年7月1日、この新たな歴史を刻んだ彼女は、ファンが待望しているが2016年から発売される気配がない新作アルバムを引き合いにして、自身のインスタグラムに次のようなメッセージを投稿している。
「バッド・ガールがニュー・アルバムなしに(10曲が)10億回記録を達成したよ。ちょっと自慢させて」
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現在、Spotifyで10億回再生超えを記録している彼女の楽曲には、「Diamonds」「Love On The Brain」「Needed Me」というソロ曲に加え、ミッキー・エッコをゲストに迎えた「Stay」、カルヴィン・ハリスとの「We Found Love」や「This Is What You Came For」、カニエ・ウェストとポール・マッカートニーとタッグを組んだ「Four Five Seconds」、ドレイクとの「Work」、ジェイ・Zとの「Umbrella」、エミネムとの「Love The Way You Lie」といったコラボ曲も多数含まれている。
この快挙は、リアーナが米Forbes誌による“アメリカで最もリッチな叩き上げの女性ランキング”において、推定純資産14億ドル(約1,945億円)で、ミュージシャンとしては最高位となる20位にランクインしたニュースに続くものだ。彼女以外にも音楽界からは、テイラー・スウィフト、マドンナ、ビヨンセ、セリーヌ・ディオン、ドリー・パートン、バーブラ・ストライサンドらが同ランキングに名を連ねている。
今年2月に行われた第57回NFLスーパーボウルのハーフタイムショーでパフォーマーを務めたリアーナは、2005年のデビュー以来、通算11曲のシングルで全米No.1を獲得するなど、栄華を極めている音楽キャリアのみならず、フェンティ・ビューティの化粧品シリーズ、サヴェージ×フェンティのランジェリー・ラインなど、フェンティ・ビジネス帝国が現在の彼女の富を支えている。
過去1年間で2曲の新曲を発表しているリアーナは、彼女のファンにニュー・アルバムの可能性についても示唆し続けている。昨年、彼女は映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』のサウンドトラックのために制作したリード曲「Lift Me Up」と「Born Again」で音楽活動を再開した。
Written By Rhian Daly
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