リアーナの「Don’t Stop the Music」がSpotifyで10億回再生を突破
リアーナ(Rihanna)の「Don’t Stop the Music」が、Spotifyで10億回再生を突破し、“Billions Club”入りを果たした最新シングルとなった。
昨年リアーナは、Spotifyで10曲が10億回再生を達成した初の女性アーティストとなっており、これまでに“Billions Club”入りしているリアーナのソロ曲は以下の通り。
「Needed Me」
「Love on the Brain」
「S&M」
「Only Girl (In the World)」
「Diamonds」
「Work feat. Drake」
「Umbrella feat. Jay-Z」
「We Found Love feat. Calvin Harris」
「Stay feat. Mikky Ekko」
カニエ・ウェスト、ポール・マッカートニー、リアーナ「FourFiveSeconds」
エミネム「Love the Way You Lie」
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楽曲の制作について
「Don’t Stop the Music」は、リアーナをスーパースターへと押し上げた2007年のサード・アルバム『Good Girl Gone Bad』の収録曲で、他にも「Umbrella」、「Shut Up and Drive」、「Hate That I Love You」といったヒット曲が収録されている。
マヌ・ディバンゴによる1970年代の伝説的なディスコ・ヒット「Soul Makossa」を引用したマイケル・ジャクソンの「Wanna Be Startin’ Something」の一部がサンプリングされている「Don’t Stop the Music」は、全米シングル・チャートで3位を記録し、第50回グラミー賞で最優秀ダンス・レコーディング賞にノミネートされるなど、アメリカにおけるダンス・ミュージックの新時代を切り開いた。
「Don’t Stop the Music」を手掛けた音楽プロデューサー・デュオのスターゲイトは、当時を振り返りEntertainment Weekly誌に次のように語っている。
「この曲とジャスティン・ティンバーレイクの“SexyBack”以前は、アメリカのポップス界にはダンス・ミュージックが基本的に存在しなかったという意味で、この曲は象徴的なレコードだった。“あの4つ打ちのキックドラムのパターンはアメリカでは通用しないし、ラジオでもかからないだろう”ってよく言われていた。そしてその時点までは、彼らが正しかったんだろう」
リアーナの2016年のアルバム『ANTI』は、先日発表されたApple Musicの「100 Best Albums」(史上最高のアルバム100枚)で55位にランクインしている。
Written By Sam Armstrong
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