ドキュメンタリー『クインシーのすべて / Quincy』、Netflixで9月21日公開

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クインシー・ジョーンズの新たなドキュメンタリー作品が、彼の娘であるラシダ・ジョーンズによって共同監督され、9月21日にNetflixで初公開される。

『クインシーのすべて / Quincy』と題されたこの新作は、トランペッターや映画音楽の作曲家、そしてジャズの指揮者として活躍していた彼の新人時代から、彼がプロダクションを手掛けた伝説的作品であるマイケル・ジャクソンの『Thriller』やロックの殿堂入りを果たした功績まで、音楽業界の偉大なるドンの全キャリアを掘り下げた内容になっている。

ラシダ・ジョーンズは今作についてこう述べている。

「私の父のような人生を送った人が、今もなお新しい世代のミュージシャンたちを探索し、彼ら育てていきたいと思うことは、稀なことだと思います。彼は行動とともに結果を出してきた人ですが、私たちは実際にそんな彼と同じ時を過ごして、自分の人生に大きな影響を与えてもらったことは幸運だと思っています。この作品を世界中の観客の皆さんと共有できることがとても光栄です」

また、共同監督であるアラン・ヒックスは、こうコメントを寄せている。

「クインシー・ジョーンズは唯一無二の存在で、彼の仕事の幅広さだけでも他とは比べものにならないんですが、彼についての逸話はこれまできちんと語られてきてなかったんです。今作のために、彼の信頼を得て、クインシー・ジョーンズという人間の内面を垣間見ることのできるような距離で撮影することを許可してくれました」

クインシー・ジョーンズは今作について、「この度、私の才能に溢れる娘の1人、ラシダ・ジョーンズがアラン・ヒックスと共に、私のドキュメンタリー作品の決定版となる『Quincy』を監督し、2018年9月21日にNetflixで公開されることを発表できて、心から嬉しく思います」、とツイートしている。

クインシー・ジョーンズはグラミーの歴史において、過去最多となる79回のノミネーションを誇り、うち27回の受賞は過去2番目の記録となる。70年にも及ぶ彼のキャリアを通して、フランク・シナトラ、レイ・チャールズ、ニュー・オーダーやレスリー・ゴーアらと仕事を共にし、マイケル・ジャクソンやウィル・スミス、オプラ・ウィンフリーらを育て上げてきた。

Written By Tim Peacock



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