「Bohemian Rhapsody」が20世紀の楽曲で最もストリーミングされた曲に
英国のロック・レジェンド、クイーンの名曲「Bohemian Rhapsody」が20世紀に生み出された楽曲において全世界で最もストリーミング再生された楽曲、そして史上最もストリーミング再生されたクラシック・ロック・ソングとなった。
この楽曲が初めてレコーディングされてから40年以上がたつ現在、ユニバーサル・ミュージック・グループは、ストリーミングのプラットフォーム、CDの再発、グッズや体験プログラムといった様々なプロモーション展開を通して、新たなファンに対して「Bohemian Rhapsody」を紹介し続けてきた。そしてこの度、1975年に発表されたクイーンの重要作品『A Night At The Opera』に収録されていた「Bohemian Rhapsody」の全世界でのミュージック・ビデオの再生回数、主要ストリーミング・サービスにおけるストリーミング再生数が16億回を超えたることとなり、20世紀の楽曲で最も再生された楽曲となった。
最も偉大な楽曲のひとつとしても紹介されることの多い「Bohemian Rhapsody」は、2004年にグラミー殿堂賞を受賞し、フレディ・マーキュリーはローリング・ストーン誌の読者によって、ロック史上最高のヴォーカル・パフォーマンスに選出されている。
さらに、この誰もが知っている楽曲は、バンドの歴史的エピソードを素晴らしいストーリーと共に描いた映画『ボヘミアン・ラプソディ』の成功によって再び注目を集めている。
クイーンのギタリストで創設メンバーのブライアン・メイはこう語った。「ロック・ミュージックの川はストリーミングへと変化を遂げているんだ。今でも僕たちの音楽が全力で流れているのがすごく嬉しいよ」。
ユニバーサル・ミュージック・グループの最高経営責任者であるルシアン・グレインジはこうコメントを寄せている。「“Bohemian Rhapsody”は史上最も偉大なバンドのひとつが生んだ最も偉大な楽曲のひとつです。クイーンに代わって、この楽曲を誇りに思うと同時に、発売から40年以上経った今でも世界中で新たなファンをインスパイアし続けていることに感動しています。クイーンとジム・ビーチに、クイーンの永続的な輝きの証しであるこの素晴らしい功績にお祝いを申し上げます」。
「Bohemian Rhapsody」は1975年10月31日に初めてシングルとしてリリースされ、バンドにとって初の全米TOP10ヒットとなった。イギリスでは同時の記録としては最長の9週連続でNo.1をキープした。そして、この曲は未だクリスマス週の全英チャートにおいて2度の1位を獲得した唯一の楽曲でもある。
全世界で大絶賛されている映画『ボヘミアン・ラプソディ』のサウンドトラックは北米ではウォルト・ディズニー・カンパニー傘下のハリウッド・レコードから、北米以外ではユニバーサル・ミュージック・グループのヴァージンEMIレコードから発売されている。
Written by Tim Peacock
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映画『ボヘミアン・ラプソディ』
配給:20世紀フォックス映画
© 2018 Twentieth Century Fox
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