フレディ・マーキュリーに似た歌声を競う「フレディメーター」登場。Googleの新しいAIで無料診断

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11月 15, 2019

管理人

Photo courtesy of Queen Productions Ltd

クイーンの「Bohemina Rhapsody」は、史上最高のロックソングの1曲に数えられる名曲であり、そのミュージック・ビデオはYouTubeで再生回数10億回を記録した。発表以来、世界中のファンが、フレディ・マーキュリーの比類なき歌声に合わせ、このアイコニックな歌詞を熱唱しる。その中で、何人の人が本当にフレディのように歌うことができるのか？ YouTube、Googleクリエイティブラボ、Googleリサーチが、クイーン、ユニバーサルミュージック・グループ、ハリウッド・レコードと共同で、新たなAIエクスペリエンス『フレディメーター』を作成。ファンの歌声の募集を開始した。

「フレディメーター」は、ブライアン・メイ、ロジャー・テイラー、ジム・ビーチによってHIV/AIDSへの認識を高め、資金を集めるために設立されたチャリティ財団マーキュリー・フェニックス・トラストを支援するため、そして、1975年11月に英国リバプールのエンパイア・シアターで行われた「Bohemian Rhapsody」の初ライブ演奏の44周年を記念して作成。「フレディメーター」を使うことで、クイーンの伝説のフロントマンであるフレディ・マーキュリーの声と、世界中のファンの歌声がどれだけ一致しているかを判断できるようになる。

『フレディメーター』は、フレディ・マーキュリーの音感、音色、音調を分析し、彼の伝説的な音域にどこまで迫ることができるかを、0から100のスコアで評価する。クイーンファン、トリビュートシンガー、カラオケファン…あらゆる人々にチャレンジが開かれている。ステップは以下の通り。

1. 歌う：特設サイトにある4曲（「Bohemian Rhapsody」「Don’t Stop Me Now」「Somebody to Love」「We Are the Champions」）から1曲を選び、魂をこめて歌う

2. シェアする：スコアが出たら、SNSでシェア。スコアカードは、iOSとAndroid版でダウンロード＆シェアが可能

3. チャレンジしてもらう：ハッシュタグ #FreddieChallenge を使い、SNS経由で3人の友達にチャレンジを申し込む

4. 寄付する：SNSの投稿の際にマーキュリー・フェニックス・トラストへの寄付を呼びかけるメッセージを掲載することを忘れずに。

『フレディメーター』は、GoogleクリエイティブラボとGoogleリサーチによって、独自の新しいオンデバイス・マシンラーニングモデルを使い、抽出したフレディのボーカルとフレディのように歌う人の声のサンプルを学習して作成。デスクトップ、Android、iPhoneの各デバイス向けに最適化され、音声は分析のためにサーバーにアップロードされることはない。ユーザーがシェアするまでは、録音されたボーカルのプライバシーは完全に保護される。

『フレディメーター』は、YouTubeによるクイーンの音楽と「Bohemian Rhapsody」のYouTube再生回数10億回を記念するイベントの一環。同曲のビデオのリマスター版HDバージョンも公開となっている。「Bohemian Rhapsody」が1990年代以前の楽曲で初めて再生回数10億回を突破したことは、歴史に残る偉業と言える。

また、YouTubeは、ユニバーサルミュージック・グループとハリウッド・レコードと共同で、『You Are The Champions』キャンペーンを展開。世界中のファンによる「A Kind of Magic」「Don’t Stop Me Now」「Bohemian Rhapsody」の新たなミュージックビデオを募集し、ファンにクイーンの歴史の一部となる機会を提供。キャンペーンには、世界120か国から1万人を越える応募があり、クイーンとフレディへの敬愛の深さと幅広いファンベースを示す結果となった。