ポール・マッカートニーの写真展開催を記念して、スタンリー・トゥッチとの新たな対談映像が公開
ザ・ビートルズ(The Beatles)が英国から世界へ羽ばたき始めた1963年12月から1964年2月にかけて、ポール・マッカートニー(Paul McCartney)が自身のカメラで撮影した未公開のプライベート写真250点以上を展示する英ロンドンのナショナル・ポートレート・ギャラリーでの写真展 『Paul McCartney Photographs 1963-64: Eyes of the Storm』の開催と、これに付随する新たな写真集『1964: Eyes of the Storm』の出版を記念して、今年6月に同ギャラリーで行われたポールと俳優スタンリー・トゥッチの対談から、新たな映像がポールの公式YouTubeチャンネルで公開された。
同対談のフル映像は10月1日までレンタル可能となっている。
<関連記事>
・ポールの70年代を、リンダとの絆を通して描く新ドキュメンタリー製作決定
・ポール・マッカートニー「Live and Let Die」50周年記念でドルビーアトモス音源配信
この新たな対談映像の中で、ポールは、当時、バンドがマイアミ空港到着時に撮影したある1枚の写真についてこう説明している。
「群衆の真ん中にビューティー・クイーンたちがいて、そのちょっと後ろの方に、しゃれた帽子をかぶった男性がいる。ピカピカのブーツを履いて、サルを抱いている。なぜ? 彼は一体ここで何をしていたんだ?って思うだろう。そういうのが、これらの写真を再発見することの素晴らしさのひとつなんだ。正直この写真を撮った時、とてもエキサイティングに見えたから、咄嗟にカメラを手に取っただけだったんだけど、でも、今これらの写真を眺めていたら、そういう素晴らしさがあったので、実際にじっくりと見始めたんだ」
2人の対談のフル映像は、ナショナル・ポートレート・ギャラリーのウェブサイトから10ポンド(約1,800円)でレンタル可能となっており、支払い後にVimeo経由で72時間限定の視聴リンクが送られてくる。ブルームバーグ・フィランソロピーズ協賛によるこの写真展は、現地時間6月28日に同ギャラリーで開幕し、10月1日に閉幕する。
その後、巡回展として、12月5日から2024年4月7日にかけて、バージニア州ノーフォークのクライスラー美術館で開催されるほか、2024年7月~9月には日本の東京シティビューにて開催されることが決定している(詳細はこちら)。
ポール・マッカートニーは来月、自身のバンドとの“Got Back”ツアーを再開し、10月18日からオーストラリアで全7公演を行うほか、11月と12月にはメキシコとブラジルへ渡り、メキシコシティでの2日間公演、サンパウロでの3日間公演などを経て、12月16日のリオデジャネイロ公演で締め括る予定だ。同ツアーの最新情報は彼の公式サイトでご覧いただける。
Written By Paul Sexton
- ポール・マッカートニーの写真展開催を記念して俳優スタンリー・トゥッチとの対談映像が公開
- ポールの70年代を、リンダとの絆を通して描く新ドキュメンタリー製作決定
- ポール・マッカートニーの新写真集『1964: Eyes of the Storm』が海外発売決定
- ポールの娘がアビイ・ロードの歴史を紹介するドキュメンタリー映画が配信
- ポール・マッカートニーのベスト・コラボレーション11
- ウイングス「Live and Let Die」50周年記念でドルビーアトモス音源配信
- ポール・マッカートニー、全163曲/80枚の7インチ・シングル・ボックス発売