マイケル・ジャクソンの娘パリス・ジャクソン、ニルヴァーナをオマージュした新曲MVを公開
パリス・ジャクソン(Paris Jackson)が新曲「lighthouse」を2022年5月20日に発売。あわせて公開したミュージック・ビデオではニルヴァーナの「Sliver」にオマージュを捧げている。
新曲「lighthouse」では、90年代的なロックのリフに乗せて、「灯が消えていくのを感じる、でも今は手放したくない、振り向けば私に会えるかも、あなたがかつてそうだったことに」と歌っている。
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「lighthouse」は、彼女が2022年2月に発売した3曲入りのEP『The Lost EP』以来の新曲。今回の新曲は2020年のデビュー・アルバム『wilted』で使わなかったものをピックアップしたものだと説明している。
「私は“wilted”がそうであるように、古い心の傷について書き続けた。今作っている新曲の多くは、同じ人物と失恋についての似たようなストーリー。その中で違う感情を探っているんだと思う。“wilted”はもっとメランコリーなレコードだったけど、今はもっと怒りを探っている…」
今作のミュージック・ビデオは、ニルヴァーナの「Sliver」の象徴的なビデオにインスピレーションを受けたもので、ビデオの中にはカート・コバーンの写真を登場させてグランジの象徴的バンドにオマージュを捧げている。
パリス・ジャクソンが2020年にリリースしたデビュー・アルバム『wilted』は、iTunes US Alternative Albums Chartで1位を獲得し、NPR、Rolling Stone、AP通信、Entertainment Weekly、E!News、People、NME、NYLON、Refinery29、WWDなどから賞賛を浴びた。さらに、Jimmy Kimmel LIVE!では収録曲の「let down」を披露している。
Written By Rhian Daly
パリス・ジャクソン「lighthouse」
2022年5月20日発売
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