オリヴィア・ロドリゴ、最新ツアーの収益から約3.1億円以上を日本を含めた世界中の慈善団体へ寄付
オリヴィア・ロドリゴ(Olivia Rodrigo)は、現在敢行中の“GUTS World Tour”のチケット・セールスの純収益から200万ドル(約3.1億円)以上を世界中の慈善団体に寄付することを発表した。
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この寄付金は、ロドリゴが設立した“Olivia Rodrigo’s Fund 4 Good”を通じて分配される。この世界的な取り組みは、女性と少女の教育支援、リプロダクティブ・ライツ(性と生殖に関する健康と権利)の推進、ジェンダーに基づく暴力の防止を目指す地域密着型の非営利団体を直接支援することで、すべての女性と女児のために公平で公正な未来を築くことを目的としている。
今回寄付を受ける10団体は、以下の通り。
・National Network of Abortion Funds(アメリカ)
・Women’s Shelters Canada(カナダ)
・Women Against Violence Europe(ヨーロッパ)
・The Pratthanadee Foundation(タイ)
・Korea Foundation For Women(韓国)
・Harmony House Limited(香港)
・NPO法人女性ネットSaya-Saya(日本)
・Aidha(シンガポール)
・Jhpiego(フィリピン)
・Wesnet(オーストラリア)
2024年に世界20ヵ国、60都市以上で95公演を完売させた“GUTS World Tour”は、2025年にブラジルとメキシコでのスタジアム公演で締めくくられる予定だ。
特にフィリピン系アメリカ人アーティストであるロドリゴにとって印象的だったのは、このツアーで初めてフィリピンを訪問したことだった。マニラで行われた公演では、世界最大の屋内アリーナであるフィリピン・アリーナでコンサートが開催され、すべてのチケットが特別価格(30ドル以下)で販売された。この完売公演の純収益は、1980年以来、フィリピンで青少年の健康、家族計画とリプロダクティブ・ヘルス、ジェンダー平等、女性のがん予防に取り組んでいる慈善団体Jhpiegoに寄付された。
また、先日Netflixで配信がスタートした同ツアーの模様を収めたコンサート映画『Olivia Rodrigo: GUTS World Tour』は、2024年のハリウッド・ミュージック・イン・メディア・アワードで“ライヴ・コンサート映像部門”を受賞した。
このツアーについて、ローリング・ストーン誌は「ロドリゴはポップカルチャーにおいて世代を定義するアーティストとしての地位を確立した」と称賛し、USA Today紙は「ロックンロールの歴史の中でも、人間としての最初の20年間でオリヴィア・ロドリゴが成し遂げたように、優雅に年を重ねる可能性を秘めたアーティストはほとんどいない」と評した。さらに、彼女はBillboard誌の“ツアー特集号”(10月号)の表紙を飾り、“ツアー・アーティスト・オブ・ザ・イヤー”に選出されている。
Written By Will Schube
オリヴィア・ロドリゴ『GUTS (spilled)』
2024年3月22日発売
CD&LP&Goods / iTunes Store / Apple Music / Spotify / Amazon Music / YouTube Music
2021年5月21日発売
国内盤CD 6月2日発売
CD / iTunes / Apple Music / Spotify / Amazon Music / YouTube Music
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