オリヴィア・ロドリゴ、全米1位アルバム『Sour』収録曲「good 4 u」のメイキング映像が公開
オリヴィア・ロドリゴ(Olivia Rodrigo)が、今年最大の週間セールスで全米アルバム・チャート初登場1位に輝いたデビュー・アルバム『Sour』からの最新ミュージック・ビデオ「good 4 u」の舞台裏に迫るメイキングの映像を公開した。ペトラ・コリンズが監督を務めるこのミュージック・ビデオには、90年代から2000年代初頭にかけてのカルト的なフェミニズム映画へのオマージュが込められている。
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オリヴィア・ロドリゴは、このビデオで自身が演じるキャラクターについて、次のように説明する。
「秘密を抱えた一見善良な少女を演じています。彼女には底知れぬ闇があるのですが、周囲の人々にはそれが何なのかがわからない。このミュージック・ビデオでは、そんな彼女が完全に正気を失っていく様子が描かれています」
「good 4 u」ビデオのメイキング映像には、オリヴィア・ロドリゴが学校の体育館でチアリーディングのダンスの振り付けを練習する様子などが映し出されているが、最も興味深いのは、ロドリゴ演じる気性の激しいキャラクターが元カレのベッドルームに火を付けるシーンだ。
ポップパンクをテーマにしたこの曲とビデオの中で表現されている怒りについて、「女性らしい怒りを表現するのがとても好きなんです」と語るオリヴィア・ロドリゴは、水浸しになったベッドルームの窓際が炎に包まれると、溜まっていた怒りをサビに向かって解き放つかのようにシャウトする。このビデオの最後で、彼女がプールの中に入り、湖に潜っていくかのように撮影されたシーンは、カルト的ホラー映画『ジェニファーズ・ボディ』を彷彿とさせる。
オリヴィア・ロドリゴは、デビュー・アルバム『Sour』からのサード・シングル「good 4 u」で、大ヒット・シングル「drivers license」に続く自身2曲目の全米シングル・チャート1位を獲得している。
デビュー作の初週ストリーミング数としては史上最大となる3億回を超えを記録した同アルバムは、発売後1週間でアメリカレコード協会のゴールド・ディクスに認定され、全11曲の収録曲が全米シングル・チャートにチャートインしている。
Written By Larisha Paul
2021年5月21日発売
国内盤CD 6月2日発売
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