ドラマ『The Last of Us』シーズン2の新予告編にニルヴァーナ「You Know You’re Right」が起用

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3月 12, 2025

ItoMasaki

Photo: Frank Micelotta/Getty Images

ニルヴァーナ（Nirvana）の2002年の楽曲「You Know You’re Right」が、米HBOの人気ドラマ『The Last of Us』シーズン2の新たな予告編に起用されている。

この映像は4月から放送開始される最新シーズンの予告編第二弾として公開された。

シーズン2が始まる人気ドラマ

ドラマ『The Last of Us』は、謎の寄生感染症によるパンデミックで世界が崩壊し、ゾンビ化した人間がはびこる中、経験豊富な密輸業者ジョエル（ペドロ・パスカル）が、特別な運命を背負う10代の少女エリー（ベラ・ラムジー）を守りながら、荒廃したアメリカを横断する壮絶な旅を描く物語。

2023年に放送されたシーズン1は、HBO史上最も視聴されたデビュー作品となり、1話あたり平均3200万人の視聴者を記録。エミー賞で24部門に、ゴールデングローブ賞でも3部門でノミネートされた。

この新予告編に先駆けて昨年9月に公開された第一弾映像には、パール・ジャムの楽曲「Future Days」が起用されていた。同曲は、このドラマの原作であり、2013年のPlayStationゲームの続編として2020年にリリースされた『The Last of Us Part II』でも重要な役割を果たしており、映像では、ジョエルがエリーにギターの弾き方を教えるシーンが印象的にコラージュている。

予告編の説明には「シーズン1の出来事から5年が経ち、平穏に暮らしていたジョエルとエリー。しかし2人の過去が追い討ちをかけ、互いの対立や、彼らが去った世界よりもさらに危険で予測不可能な世界へと引き込まれていく」と書かれている。

ニルヴァーナによる主題歌

「You Know You’re Right」は、2002年に発売されたニルヴァーナのベスト・アルバムの収録曲で、1994年にカート・コバーンが亡くなる前にバンドがレコーディングした最後の楽曲として知られている。映画やドラマでのニルヴァーナの使用例では、マット・リーヴス監督による2022年公開の映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』の劇中で「Something In The Way」が2度使用されている。

マット・リーヴスは、ギズモードとの2021年のインタビューで、この曲が自身の主人公ブルース・ウェイン像に大きな影響を与えたと語っている。また、リドラー役のポール・ダノも、役作りの参考としてこの曲を聴いていたと明かしている。