クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァルの「Fortunate Son」の新しいビデオが公開に
クラフト・レコーディングがアメリカの長年に渡り最も影響力のあるバンド、クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァル(CCR)のバンド結成50周年を記念してCCR50キャンペーンを開始し、大ヒットした「Fortunate Son」の新作オフィシャル・ビデオを初公開した。
クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァルのセフル・タイトルのデビュー・アルバムは1968年7月20日の週の全米アルバム・チャートに初登場し、バンドの無敵なクリエイティヴィティーが炸裂する4年間の幕を開けた。クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァルはバンド・オブ・ホーセズ、ザ・ウォー・オン・ドラッグズ、ザ・ルミニアーズ、イソップ・ロックの作品を過去に手掛けたビデオ・ディレクターのベン・フィーと組み、1969年のヒット曲「Fortunate Son」を新しい世代の音楽ファン向けに、クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァルの無敵な音楽への視覚的な序章として作られた。
「Fortunate Son」はベトナム戦争に強く反対するメッセージを含み、現代の人々の心にも強く響く歌である。「僕にとって、現代のプロテスト運動は亀裂と怒りの顔をしたピュアで前向きな活動だ」とベン・フィーは述べた。「人々が共有するコミュニティーと前向きさを表現したいんだ、アメリカの道を運転する時の雰囲気を描きたいと思ったよ」と引き続き語った。
そしてベン・フィーは語った事をそのまま形にし、ロサンゼルスからマイアミまでの道を映すビデオを作った。フロリダ、ルイジアナ、テキサス、ニューメキシコ、カリフォルニア、ワシントン、そしてハワイなどの土地でアメリカの様々な年齢の人々、文化、人種を映し出している。
ジョン・フォガティが書く歌詞に登場する国の弱者は現代のアメリカでも大きく取り上げられているが、ベン・フィーはその事を2018年の本当のアメリカを描く事により表現している。ベン・フィーはこう語る。
「僕はたくさんの美しい人々に出会ってきた。タオス・プエブロの人々に出会い、彼らの土地に足を踏み入れ、酋長にも出会ったが、彼らはクリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァルの大ファンだったんだ。彼らはクリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァルとバンドの楽曲も知っていて、我々を歓迎してくれたよ。そして、彼らは前向きなプロテスト運動と言うアイディアをとても気に入ってくれたんだ」
CCR50に因んで、この先数ヶ月間に渡り様々なメディア、商品、イベントが発表される予定であり、今年の秋には特別なリリースを控えている事を約束している。クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァルのウェブ・サイトを通して、彼らの歴史をさらに根深く知る事ができるファン向けの企画も用意される。詳細は近日公開予定。
Written By Paul Sexton
- クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァル アーティストページ
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