ジョージ・ハリスン「My Sweet Lord」初MV公開へ。マーク・ハミルとフレッド・アーミセンが出演
ジョージ・ハリスン(George Harrison)のアイコニックな名曲「My Sweet Lord」の初の公式ミュージック・ビデオが、日本時間12月16日午前2時に公開される。
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ジョージ・ハリスンの公式ツイッターに投稿されたこのビデオのティーザー映像では、映画『スター・ウォーズ』のルーク・スカイウォーカー役として知られるマーク・ハミルが、メン・イン・ブラック風の衣装で登場したコメディアンで俳優のフレッド・アーミセンに、謎めいた特製スキャナーの使い方を指導する様子が映し出されている。
同ビデオに関して、現時点でまだ多くは明かされていないが、大きな役所を担うと思われるこの2人の映像は、ロサンゼルスのダウンタウンにある“The Last Bookstore”で撮影されたそうだ。
The first-ever official music video for George’s iconic “My Sweet Lord” premieres this Weds, Dec 15 at 9AM PT | 5PM GMT on YouTube. Featuring an all-star cast of more than 40 musicians, actors and comedians, click here – https://t.co/4GqRbqYRR2 – and enable notifications. pic.twitter.com/MFc8AOSsyN
— George Harrison (@GeorgeHarrison) December 13, 2021
今年発売50周年を迎えたジョージ・ハリスンの傑作アルバム『All Things Must Pass』に収録されている「My Sweet Lord」は、彼にとって自身初の全米・全英No.1シングルであり、1971年にイギリスで最も売れた楽曲として知られている。たが、ジョージが作曲したこの「My Sweet Lord」を最初に録音したのはジョージではなかったことをご存知だろうか。彼はこの曲をビリー・プレストンに提供し、1970年9月にリリースされたアルバム『Encouraging Words』に初収録された。
ビリー・プレストンの同アルバムには、エリック・クラプトン、ボビー・ウィットロック、カール・レイドル、そして今作の直後にデレク・アンド・ザ・ドミノスを結成したジム・ゴードンなど、『All Things Must Pass』にも登場し、この時期のジョージ・ハリスンの音楽世界と密接に繋がっていたミュージシャンたちが多く参加している。ボビー・キーズとジム・プライスがホーンを演奏し、ビリー・プレストンの「My Sweet Lord」では、エドウィン・ホーキンス率いるゴスペル・シンガーたちがバック・ヴォーカルを務め、ゴスペル特有のサウンドに仕上がっている。
一方で、ジョージ・ハリスンの「My Sweet Lord」のレコーディングは、アビイ・ロード・スタジオでのセッションを共同プロデュースしていたフィル・スペクターと共に行われ、このヴァージョンにも参加したビリー・プレストンをはじめ、エリック・クラプトン、リンゴ・スター、ジム・ゴードン、そして当時アップル・コアと契約していたバッドフィンガーの4人のメンバーも参加した。
最終ヴァージョンの制作にあたり、ジョージとフィル・スペクターは、数あるリズム・トラックの中から、ベースにクラウス・フォアマン、セカンド・キーボードにゲイリー・ライトらを起用したマスター・テイクを選んだ。また、メイン・セッション後にピーター・フランプトンがアコースティック・ギターを加えた可能性もあるとされている。ジョージのスライド・ギター・パートとジョン・バラムによるオーケストラ・アレンジは、ロンドン中心部にあるトライデント・スタジオでオーバー・ダビングされた。
Written By Will Schube
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配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン ©2021 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
公式サイト
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