モータウンの名曲がオーケストラでよみがえる最新アルバム発売決定

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Artwork: UMG

モータウンの名曲をロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団が再構築・演奏したニューアルバム『Motown With The Royal Philharmonic Orchestra (A Symphony Of Soul)』が2021年11月19日にリリースされることが発表された。

この発表にあわせてマーヴィン・ゲイの当時のヴォーカル音源にビヴァリー・ナイトによる新規ヴォーカルが追加された「Abraham, Martin & John」の音源が公開となった。

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グラミー賞を受賞したブライアン・ローリング(シェール、ワン・ダイレクション、ロッド・スチュワート)がプロデュースした11曲入りのこのアルバムは、モータウンの最も愛されている曲のいくつかに新たな次元が与えられている。この演奏には、シュープリームス、フォー・トップス、テンプテーションズ、スモーキー・ロビンソン&ザ・ミラクルズなど、レーベルを代表する多くのアーティストによるオリジナルのヴォーカル音源が使用されている。

また2曲には新たに録音されたヴォーカルも追加されており、一人は1966年のジミー・ラフィンの名曲「What Becomes Of The Brokenhearted」にマイカ・パリスが、もう一曲は前述のマーヴィン・ゲイによる1969年の「Abraham Martin & John」でビヴァリー・ナイトが参加している。

このアルバムは、ロンドン西部にあるマーク・ノップラーのブリティッシュ・グローブ・スタジオで、ロイヤル・フィルハーモニック・オーケストラと共に録音。『Motown With The Royal Philharmonic Orchestra (A Symphony Of Soul)』は、現代のレコーディングでは無限のトラック数があるのに対し、オリジナル曲の録音当時ではわずか4トラックで録音されていたヴォーカルのステム音源などを、オーケストラの演奏が楽曲のサウンドを補完している。また、オリジナルの美しさに忠実でありながら、不朽の名曲に新たなレイヤーが加えられている。

Written By Paul Sexton


『Motown With The Royal Philharmonic Orchestra (A Symphony Of Soul)』
2021年11月19日発売
iTunes Store / Apple Music / Spotify / Amazon Music / YouTube Music

1. Dancing In The Street – Martha Reeves & The Vandellas
2. Reach Out I’ll Be There – The Four Tops
3. I Heard It Through The Grapevine – Marvin Gaye
4. What Becomes Of The Brokenhearted – Jimmy Ruffin with Mica Paris
5. The Tears Of A Clown – Smokey Robinson & the Miracles
6. I’ll Be There – The Jackson 5
7. I Hear A Symphony – The Supremes
8. Abraham, Martin & John – Marvin Gaye with Beverley Knight
9. My Girl – The Temptations
10. Just My Imagination (Running Away With Me) – The Temptations
11. With You I’m Born Again – Billy Preston & Syreeta



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