モーガン・ウォーレン、全米ツアーで巡った14都市に7,660万円相当の楽器を寄贈
モーガン・ウォーレン(Morgan Wallen)が設立した非営利団体“モーガン・ウォーレン財団”は、ミスター・ホランズ・オーパス財団と提携した「One Instrument at a Time」の取り組みを通じて、彼が“One Night at a Time”スタジアム・ツアーで今年訪れた全米14都市の楽器を必要としている学校に50万ドル(約7,660万円)相当の楽器を寄贈した。
<関連記事>
・モーガン・ウォーレンはなぜアメリカでここまで爆売れしているのか?
・アメリカーナのサウンドを追い求める、12組の若きアーティスト達
彼が今年ツアーで訪れた都市は、テキサス州アーリントン、ノースカロライナ州シャーロット、コロラド州デンバー、ニュージャージー州イースト・ラザフォード、ペンシルベニア州ハーシー、インディアナ州インディアナポリス、ミズーリ州カンザスシティ、ネバダ州ラスベガス、ミネソタ州ミネアポリス、テネシー州ナッシュビル、ミシシッピ州オックスフォード、ペンシルベニア州フィラデルフィア、フロリダ州タンパ、バージニア州バージニアビーチの全14都市。
さらにモーガン・ウォーレンは、過去2年間、“One Night at a Time”ツアー全米公演のチケット1枚の売り上げにつき3ドルを、モーガン・ウォーレン財団に寄付してきた。モーガンはこの取り組みについて次のように語っている。
「僕は子どもの頃、音楽に触れることで人生が大きく変わり、目的意識を持つことができました。他の子どもたちにも同じ体験をしてもらいたいと思っていますし、財団を通じてこうして学校に楽器を提供できることをとてもありがたく感じています。僕たちを温かく迎え入れ、ファンのために演奏する機会を与えてくれる素晴らしいコミュニティに、心からの感謝の気持ちを伝えたかったんです」
モーガン・ウォーレン財団のエグゼクティブ・ディレクター、キャスリーン・フラハーティはこう付け加えた。
「社会貢献は、モーガンの人柄や彼の育った環境の大切な一部です。このツアーに合わせて“One Instrument At A Time”を立ち上げることは非常に重要でした。ミスター・ホランズ・オーパス財団と提携することで、質の高い楽器を確保し、その地域のコミュニティで最も必要としている学校を見つけるための専門知識を活用できました。音楽を学び、演奏する機会を子どもたちに提供し、モーガンの人生の道を切り開いたような経験を提供できればと願っています」
ミスター・ホランズ・オーパス財団のトリシア・ウィリアムズはこう語っている。
「音楽教育は、若者の心を形成し、芸術的な表現を育み、生涯にわたる音楽への情熱を植え付ける上で、極めて重要な役割を果たします。学校での音楽教育を充実させるために尽力してくださるモーガン・ウォーレン財団に心から感謝しています。彼らの寛大な支援は、生徒たちの人生に大きな変化をもたらし、彼らの可能性を解き放ち、夢を追い求める力を与えてくれるでしょう」
Written By Sam Armstrong
- モーガン・ウォーレン アーティストページ
- 2023年の年間全米アルバム/シングルを両制覇したモーガン・ウォーレンが新曲配信
- モーガン・ウォーレンはなぜアメリカでここまで爆売れしているのか?
- モーガン・ウォーレン、カントリーとして史上最高のストリーミングを記録
- テイラー・スウィフトのベスト30:カントリー界から世界的ポップスターへ
- ラナ・デル・レイとクエヴォがコラボした新曲「Tough」リリース
- ケイシー・マスグレイヴス、最新作や参加したジブリ作品、そして日本を語る
- シャナイア・トウェイン以降の新世代女性カントリー・シンガーたち6名
- アメリカーナの下地を作った10人のカントリー・ヒーローたち
- アメリカーナのサウンドを追い求める、12組の若きアーティスト達
- 復興した21世紀のモータウン:ヒップホップを取り入れた現代アメリカのサウンド