マイケル・ジャクソン、テイラー・スウィフトのアイテムがニューアーク・グラミー博物館で展示
ニューアーク・グラミー博物館、正式名称グラミー博物館エクスペリエンス・プルデンシャル・センター™は、ニュージャージー州ニューアークにあるプルデンシャル・センターに新しく8,200平方フィート(約761㎡)の敷地にオープンし、2017年10月20日に初披露される。
この博物館では珍しい歴史的な芸術品や展示品がディスプレイされ、音楽史における偉大なミュージシャンの伝説を称え、音楽教育への貢献が目的とされている。ニューアーク・グラミー博物館はインタラクティヴな展示もあり、マイケル・ジャクソン、ビヨンセ、テイラー・スウィフト、ジェニファー・ロペス、エイミー・ワインハウスなどのアーティストが実際に着用した衣装も数多く展示される。さらに、地元のアーティストへのトリビュートもあり、フランク・シナトラ、ブルース・スプリングスティーン、ホイットニー・ヒューストンなどが名を連ねている。博物館は火曜日から日曜日の11:00~18:00まで営業し、入館料は$7から$10(約770円~1,100円)となっている。
博物館のオープン時には、ビル・ウィッテンがデザインしたマイケル・ジャクソンの『Thriller』時代の金色のラメのスーツ、マドンナが1987年のニューヨークのタイムス・スクエアで開催された『Who’s That Girl』のプレミアの時に着用したビーズのドレス、第46回グラミー賞でプリンスと共演した際にビヨンセが着ていたピンクのドレス、テイラー・スウィフトが第52回グラミー賞で着用したカウフマンフランコの紺のスパンコールのガウンなどが展示される。また、エラ・フィッツジェラルドの緑のビーズのドレス、ルチアーノ・パヴァロッティの黒のタキシードも同じく展示される。
また、新しい博物館ではインタラクティヴな展示も予定されている。ローランド・ライヴのコーナーでは、実際にステージで演奏できるシミュレーションがあり、来館者はパフォーマンスを体感できる。レコーディングの不思議を解く展示もあり、ミュージシャンの卵に有益なミキシングやリミキシングのいろはを知ると同時にラップをチュートリアルで学ぶこともできる。
さらに、ニューアーク・グラミー博物館にはグラミー賞専用のエリアも設けられており、時系列でグラミー賞の記憶に残る瞬間を追うことができる。
「博物館での体験によって、刺激を受け、教育され、そして祝福することができると思います」とグラミー博物館の創立エグゼクティヴ・ディレクターのボブ・サンテリーは話す。「この博物館は音楽の歴史、そして文化における音楽の特別な存在位置などを学べるようなデザインになっているので、誰もが楽しめるものがあります。ジョシュ・ハリスやデヴィッド・ブリッツァーのような素晴らしいパートナーと共に、このプルデンシャル・センターを東海岸における音楽とエンタテインメントのための場所にできたことを誇りに思います」。
「グラミー博物館エクスペリエンスはエンタテインメントの2つの革新的なブランドを融合しています。それは、プルデンシャル・センターとグラミー博物館です」とニュージャージー・デヴィルズとプルデンシャル・センターのCEOのスコット・オニールは話す。「この象徴となるブランドの船頭、ニューアークの市民として、そしてジョシュ・ハリスとデヴィッド・ブリッツァーのリーダーシップのもと、スポーツと音楽が我々の世界で有する特別な情熱に火を灯し、特に若い世代にそれを感じてほしいと願っていますし、その責任と恩恵を実感しています」。
プルデンシャルのチーフ・ブランド・オフィサーのコリン・マッコーネルは「プルデンシャル・センターとのパートナーシップにおいて、グラミーの豊かな音楽の歴史を我々の地元であり、アメリカの音楽に多大なる貢献をしてきたニューアークで祝福できることを誇りに思っています」と話した。
Written by Tim Peacock