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メタリカの究極の没入体験型コンサート・フィルムがApple Vision Proで独占配信開始
メタリカ（Metallica）がAppleと提携し、新たな“没入型”VRコンサート・フィルムを制作した。
バンドの“M72 World Tour”の最終公演でのパフォーマンスをApple Immersive Video技術で収録した『Metallica』は2025年3月14日より、Apple Vision Proで独占配信が開始された。
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Appleによると、本作のために、メタリカの観客で埋め尽くされたメキシコシティのスタジアム公演での「Whiplash」「One」「Enter Sandman」の3曲のフルパフォーマンスが、ステージに最も近い“スネイク・ピット”を含むさまざまな視点から、超高解像度の180度ビデオと空間オーディオ（Spatial Audio）で収録された。
この公演を完全に捉えるために、Appleはカスタム・ステージのレイアウトを構築し、14台のApple Immersive Videoカメラを使用。スタビライザーやケーブル、リモート操作のカメラドリー・システムを組み合わせ、ステージ全体を自由自在に撮影した。
メタリカのラーズ・ウルリッヒはこの新たなコンサート・フィルムについて次のように語っている。
「“ゲームチェンジャー（大きな影響を与える革新的なもの）”なんて言葉じゃ足りないくらいだ。こういうかたちで、しかもメキシコシティの熱狂的なファンのエネルギーを感じながら俺たちのライヴを観るのは、ものすごい没入感があるし、すごく楽しい体験だ。俺たちは常に限界を押し広げることに興味を持ってきたけど、この Apple Vision Proの“Metallica”はまさにその挑戦のひとつさ」
Appleのマーケティング・コミュニケーション担当バイスプレジデントのトア・ミレンはこう述べている。
「Apple Immersive Videoは、人々がストーリー表現を体験する方法を根底から変えるものであり、メタリカとのコラボレーションで、これまでにないコンサートを実現できたことを嬉しく思います。 Apple Vision Proの“Metallica”では、前列、バックステージ、そしてステージ上で、史上最大のバンドのひとつと共に、実際にその場にいるような感覚を味わうことができます」
さらに、今年のSXSWでウラーズ・ウルリッヒと対談したApple Musicのゼイン・ロウは、本作について「ずっと音楽ファンとして生きてきたけど、こんな経験は初めてだよ。これはただの“特等席”じゃない。まるでステージ上にある“唯一の席”に座っているような感覚なんだ」と絶賛した。2人の対談のフル映像は以下よりご覧いただける。
Written By Hannah Zwick
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