ムステイン61歳の誕生日にあわせて、メガデスがバンド初のNFTコレクションを発表

Published on

9月 18, 2022

ItoMasaki

Megadeth - Photo: Emma McIntyre/Getty Images for SiriusXM

スラッシュメタルのパイオニアであるメガデス（Megadeth）は、デイヴ・ムステイン（Dave Mustaine）の61歳の誕生日にあわせて、バンド初のNFTコレクションでWeb3スペースに参入した。

メガデスのマスコット・キャラクター、ヴィック・ラトルヘッドをモデルにしたNFTコレクション「Rattleheads」は、約40年にわたるメガデスの不変的なテーマとイメージからなるジェネレーティブ・アート・コレクションとなる。

Five To One CollectiveとUpper Echelon Studiosとの共同制作による同コレクションは、メガデスの長年のファンクラブである“サイバー・アーミー”からインスピレーションを得ており、軍事的な“ミッション展開構造”と、今後のアップデートで明らかになっていく膨大な実用性を備えている。

#RATTLEHEADS… Here We Come.

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— Megadeth (@Megadeth) September 13, 2022

デイヴ・ムステインは次のように述べている。

「メガデスがバンドである限り、俺は自分たちがシーンの最前線に立ち続けるように徹底してきた。ファースト・アルバムは、スラッシュ・メタルのスタンダードとなり、俺たちはウェブサイトを開設した最初のバンドでもある。ファンクラブ“サイバー・アーミー”は1994年にスタートした。2016年のアルバム“Dystopia”では、完全なヴァーチャル・リアリティ体験を可能にした。そして今、Web3テクノロジーの台頭と、ファンと俺たちとを直接つなげるその特質により、これがメガデスにとってまたとない参入のチャンスとなる。我々のコミュニティと、そして我々の旗手である全能のヴィック・ラトルヘッドと、究極のつながりを持つことができるのだ」

9月2日にリリースされたメガデスのニュー・アルバム『The Sick, The Dying… And The Dead!』は、発売初週に全米でアルバム換算にして4万8千枚を売り上げ、全米アルバム・チャートで3位を記録。これにより、今作はバンドにとって8作目の全米TOP10アルバムとなった。同アルバムの初週セールスの内訳は、フィジカル・アルバムの売上が45,000枚、SEA (ストリーミング相当アルバム) とTEA (トラック相当アルバム) の売上が3,000枚となっている。

メガデスの過去に全米TOP10を獲得したアルバムは以下の通り、

『Countdown to Extinction』（1992年、全米2位）
『Youthanasia』（1994年、全米4位）
『Cryptic Writings』（1997年、全米10位）
『United Abominations』（2007年、全米8位）
『Endgame』（2009年、全米9位）
『Super Collider』（2013年、全米6位）
『Dystopia』（2016年、全米3位）
『The Sick, The Dying… And The Dead!』（2022年、全米3位）

新作アルバム『The Sick, The Dying… And The Dead!』は、グラミー賞受賞作『Dystopia』から始まった凄まじい復活劇を確固たるものにしつつ、音楽的な前進を遂げていると同時に、咽頭がんを克服したデイヴ・ムステインの勝利を刻んだ作品でもある。

Written By Sam Armstrong

最新アルバムメガデス『Rust In The Sick, The Dying…And The Dead!』
2022年9月2日発売
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