マルーン5、コロナ禍の全てに人に贈る新曲「Nobody’s Love」を公開
マルーン5(Maroon 5)が新曲「Nobody’s Love」をミュージックビデオとともに公開した。
ショーシャル・ディスタンスを保つためのビデオ監督のDavid Dobkinは、フロントマンのアダム・レヴィーン(Adam Levine)がロサンゼルスの裏庭でワインと草を飲みながらリラックスした夜を過ごしているところを監督がiPhoneで撮影した映像となっている。
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楽曲のなかでアダムはファルセットでこう歌っている。
You’re the only hand in my back pocket
If you ever left i go psychotic
Heaven hear me cryin cryin oh oh
Hit melike a drug and I can’t stop it
僕を意のままにできるのは君だけ
去られたら、正気じゃいられない
天よ、僕の嘆きを聞いてくれ
効き目が良すぎて、止められない
そして、バンドはSNSにてこの楽曲について次のようなコメントを発表している。
「この曲を完成させるまでの全てのプロセスは、今の世界の状況を念頭に置いて行いました。”Nobody’s Love”は、私たちの世界の物語の中で前例のないこの瞬間に、すべての人に安らぎと内省の瞬間を与えることができる曲であることを願っています。
皆さんがこの状況下で必要不可欠な労働者であろうと、社会正義のために戦う率直な市民であろうと、あるいは愛の強力な力を思い出すために休憩を必要としている人であろうと、この曲はすべての人のためのものです。皆さんがこの曲を気に入っていただけることを願っています」
「Nobody’s Love」は、バンドの7作目のスタジオ・アルバムからの2枚目のシングルで、2019年9月にリリースしたエモーショナルなシングル「Memories」に続く新曲。彼らの新作アルバムの正式な日付や名前はまだ決まっていないが、この2曲はこれからの時代を感じさせるものとなっている。
また、マルーン5は、新型コロナウイルス蔓延のために延期されていた2021年の北米ツアーの日程を再設定したことを発表、新たな日程とともに、2021年9月10日にニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンでの公演も追加された。ツアーのチケットは現在発売中。
マルーン5「Nobody’s Love」
2020年7月24日発売
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