“世界難民の日”に合わせてレナ・ヘディがフレディ・マーキュリーへのトリビュート・ビデオ・メッセージを公開

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ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』でサーセイ・ラニスター役を演じ、ゴールデングローブ賞にもノミネートされた女優のレナ・ヘディが、6月20日の“世界難民の日(World Refugee Day)”に合わせて、今は亡きフレディ・マーキュリーへの敬意を表したトリビュート・ビデオ・メッセージを公開した。下記よりご覧いただける。

 

短いながらも、情感が込められたこの映像の中で、レナ・ヘディは、アフリカ東海岸のインド洋上にあるザンジバル諸島で生まれ育ったフレディ・マーキュリーに、「もしもイギリスがあなたを迎えれてなかったとしたらどんな未来になっていたことでしょう?」と問いかけている。

「あなたの素晴らしい才能を育んだ安全な家が存在しなかったとしたら、世界はあなたの歌声を聴くこともできず、多くの人々が路頭に迷っていたかもしれない。あなたの勇姿が私たちを勇気づけることもなく、あなたのアンセムは沈黙し、私たちは勝者(チャンピオン)になることもなかったでしょう。あなたなしの世界は、熱狂や勇ましさ、輝きに欠け、今とは全く違うものになっていたことでしょう」。

レナ・ヘディによるフレディ・マーキュリーへのメッセージ・ビデオは、難民たちが現在進行形でこの社会のために果たしている貢献に注目すべく、国際救済委員会が考案したグローバル・キャンペーンの一環として公開された数本のトリビュート・ビデオのひとつだ。

様々なプラットフォームで実施されている同キャンペーンは、難民が全世界のコミュニティーにもたらす真価や活性化要素などに光を当てていく国際救済委員会による大々的な運動が発端となっている。その手始めとして公開されたトリビュート・ビデオでは、セレブリティーや一般人が、フレディ・マーキューリー、アルベルト・アインシュタイン、エリ・ヴィーゼル、グロリア・エステファン、マーク・シャガール、ルカ・モドリッチ、M.I.A.、『おさるのジョージ』の作者をはじめとする難民出身の著名人に対して、私たちの生活や社会のために彼らが果たした貢献について感謝を伝えている。

「難民を迎え入れることで、社会がより良いかたちになっていくのです」と国際救済委員会の会長兼最高経営責任者であるデイヴィッド・ミリバンドは語った。「現代においては、以前よりもさらに、迎え入れることの重要性を認識しなければなりません。フレディ・マーキューリーやグロリア・エステファンの歌声、アルベルト・アインシュタインの優れた才気、マーク・シャガールの芸術的視覚、そしてルカ・モドリッチのフットワークは私たちに、難民が恐れるべき問題ではなく、育成すべき人材であることを気づかせてくれるはずです」。

レナ・ヘディはこう付け加えた「国際救済委員会とはここ数年一緒にお仕事をさせていただいてますが、彼らのプログラム作成現場を訪問したり、そこで実際に働く人々とお話ししたりする経験を通して、難民が地球上で最も回復力に富んだ人々であるという私の確信を再確認することができました。難民は希望に満ち溢れ、自らの生活を立て直そうという強い意志と願望を持っている。だからこそ彼らを迎え入れることは正しいことなのです。そうすることで、彼らは自分や家族のためにより良い生活を築き上げるだけでなく、私たちにより健全な社会をもたらしてくれるはずです」。

Written By Tim Peacock



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