ラナ・デル・レイがギレルモ・デル・トロ製作の映画『Scary Stories to Tell in the Dark』にドノヴァンのカヴァーを提供

Published on

ラナ・デル・レイが、近日公開となるアルヴィン・シュワルツによる80年代の人気児童書ホラーの映画版『Scary Stories to Tell in the Dark』のために録音した、ドノヴァンのサイケデリックなシングル「 Season of the Witch (邦題:魔女の季節)」のカヴァーを公開することを予告している。

この曲はラナ・デル・レイにとって2つめの最新カヴァーで、つい先日は、彼女が8月30日にリリース予定のニュー・アルバム『Norman Fucking Rockwell』からサブライムの「Doin Time」カヴァーを公開していた。

ラナ・デル・レイは、米時間8月6日に行われる、メキシコ人映画監督ギレルモ・デル・トロのハリウッド殿堂入り式典 “ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム”でプレゼンターを務める予定だ。ギレルモ・デル・トロは、アンドレ・ウーヴレダルが監督を務めるこの新作映画のプロデュースを手掛けている。

ラナ・デル・レイによる1966年のシングル・カヴァーに加え、同映画のサウンドトラックには、作曲家アンナ・ドルビッチ(映画『ベルベット・バズソー: 血塗られたギャラリー』、『クワイエット・プレイス』他)が手掛けるオリジナル・スコアが収録されている。

「一番最初の試写会から、この映画がすでにある特殊な雰囲気とスタイルを持ち、明白な芸術的なメッセージが込められた作品であることがわかりました。ですから今作の音楽は、そういった要素を増強させ、映画の世界観に調和するものでなければならなかった」と、アンナ・ドルビッチは雑誌フォーブスの最新インタビューの中で語っていた。

「ギレルモと監督のアンドレ・ウーヴレダルは、音楽がこの映画を作品としてまとめ上げるための重要な要素になると確信していました。そしてディレクターズ・カットを観終えた後、私とともに同じく音楽を担当するマルコ(・ベルトラミ)と私は顔を見合わせて、この映画には残忍なオーケストラっぽいスコアが必要だと気が付いたんです。というのも、この映画がスピルバーグ監督のアンブリン・エンターテインメントの作品や、昔の偉大な作品へのオマージュのように思えたからです。60年代の曲もいくつか入っています。それから、60年代のテイストを持った、物語のレトロな背景を引き立てる美しく長いメロディーやテーマもあります」。

この作品は、アルヴィン・シュワルツによる恐怖の物語と共に、ステファン・ギャメルが描いた悪夢のようなイラストの世界観もあわせて映画化している。

ゾーイ・コレッティ、マイケル・ガルサ、オースティン・エイブラムズ、ガブリエル・ラッシュ、オースティン・ザユル、ナタリー・ガンツホーン、そしてディーン・ノリスらが出演する映画『Scary Stories to Tell in the Dark』は今週8月9日に全米での劇場公開を迎える

Written By Laura Stavropoulos



ラナ・デル・レイ
ノーマン・ファッキング・ロックウェル

9月13日国内盤(8/30輸入盤・配信)リリース

  

Share this story

Don't Miss

{"vars":{"account":"UA-90870517-1"},"triggers":{"trackPageview":{"on":"visible","request":"pageview"}}}
モバイルバージョンを終了