レディー・ガガのスタジアム・ツアーがドイツで開幕。9月には来日公演開催

アカデミー賞、ゴールデングローブ賞、そして13度のグラミー賞受賞歴を誇るレディー・ガガ（Lady Gaga）が、2022年7月17日、夏のスタジアム・ツアー“The Chromatica Ball”をドイツ・デュッセルドルフのメルクール・シュピール・アレーナからスタートさせた。

全米チャートで6作連続1位を獲得し、グラミー賞に輝いた2020年のアルバム『Chromatica』の初披露ライヴとなったこの日のソールドアウト公演では、「Rain on Me」「Stupid Love」「Alice」など、同アルバムからファン人気の高い楽曲に加え、「Bad Romance」「Poker Face」「Shallow」など彼女の膨大且つ象徴的な過去作品からのヒット曲が披露された。

＜関連記事＞
・レディー・ガガ『Chromatica』：ポップに回帰した理由とそこに至る闘争
・レディー・ガガが歌う主題歌も収録『トップガン マーヴェリック』サントラ売行好調
・レディー・ガガの20曲：アートとポップと狭間で生み出された楽曲たち

Live Nationがプロデュースを手掛けるこの最新ツアーは、この後スウェーデン、フランス、オランダ、イギリス、カナダ、米国、日本でのスタジアム公演を含む、ヨーロッパ、アジア、北米で19公演を予定しており、各ツアー会場では、プレミアム・チケット、VIPパーキング、プレショー・ラウンジへの特別入場券などを含むVIPパッケージも販売されている。

「Poker Face」10億再生

その他のガガ関連ニュースとしては、彼女の代表的ヒット曲「Poker Face」ミュージックビデオのYouTubeでの再生数が10億回を突破した。2008年、レディー・ガガのデビュー・アルバム『The Fame』から、彼女を一躍スターダムに押し上げたファースト・シングル「Just Dance」に続くセカンド・シングルとしてリリースされた同曲は、今やレディー・ガガの代表的なヒット曲のひとつとして知られている。

当時、この「Poker Face」のヒットにより、レディー・ガガは、過去20年間の全米シングル・チャート（Billboard Hot 100）史上、デビュー・シングルが2曲連続1位に輝いた4人目の女性アーティストとなった他、2作のシングルのダウンロード総売上が700万ドルを超えた史上初のアーティストとなった。

「Poker Face」のリリース以降も、レディー・ガガは常に最前線で活躍を続けている。ミュージシャンとして、2020年の最新作『Chromatica』をはじめ、5作のスタジオ・アルバムをリリースしている他、2019年には、自身が主演を務める映画『アリー/ スター誕生』の主題歌「Shallow」でアカデミー賞の“歌曲賞”を受賞し、“主演女優賞”にもノミネートを果たした。

Written By Will Schube

Share this story