レディー・ガガ『Born This Way』発売10周年を記念し、5月23日が「Born This Wayの日」に制定
カリフォルニア州のウェスト・ハリウッドが、5月23日を「Born This Wayの日」に制定した。2021年5月23日、レディー・ガガが2011年に発表したアルバム『Born This Way』の発売10周年を記念して、リンゼイ・P・ホーバス市長から彼女に市の鍵が贈られた。
このイベントのために行われた式典に合わせて、市内のロバートソン大通りではストリートペインティングが公開された。通りの一部に描かれた「Born This Way」は、ゲイ・プライド・フラッグとトランス・プライド・フラッグを表す色で描かれており、「Born This Way」が長年にわたって力を与えてくれるアンセムとしての役割を果たしてきたLGBTQIA+コミュニティに敬意を表している。
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Born This Way, my song and album, were inspired by Carl Bean, a gay black religious activist who preached, sung and wrote about being “Born This Way.” Notably his early work was in 1975, 11 years before I was born. pic.twitter.com/92oIuPQYHs
— Lady Gaga (@ladygaga) May 24, 2021
ガガは式典の受賞スピーチでファンに向かってこう述べた。
「人によっては安っぽく聞こえるかもしれませんが、あなたたちは長い間、マジで私の心の鍵でした。この日のために、私はいつもここにいることを約束します」
「私の曲とアルバム『Born This Way』は、”Born This Way(自分の道を歩め)”と説き、歌い、書いたゲイの黒人宗教活動家、カール・ビーンからインスパイアされたものです。注目すべきは、彼の初期の作品は1975年で、私が生まれる11年前のことです」
「何十年にもわたって、絶え間ない愛と勇気、そして歌う理由を与えてくれてありがとうございます。私たちは喜びを感じることができる、なぜなら私たちはそれに値するから。私たちは、すべての人に寛容、受容、自由を促す権利を持っているのですから」
2020年に発売されたレディー・ガガの最新アルバム『Chromatica』は、シングル「Stupid Love」「911」、そしてアリアナ・グランデとの「Rain on Me」を収録し、全米アルバムチャート1位を獲得しているが、このアルバムのフル・リミックス・アルバムが発売される予定だ。
2016年に発表したガガのアルバム『Joanne』の多くのトラックをプロデュースしたブラッドポップが担当するこのリミックス盤の正式なリリース日は発表されていないが、イギリスの新星の女性ラッパー、ブリー・ランウェイ(Bree Runway)とドリアン・エレクトラ(Dorian Electra)、リナ・サワヤマやチャーリーXCXが参加するのではと示唆されている。
Written by Larisha Paul
レディー・ガガ『Chromatica』
2020年5月29日発売
CD / iTunes / Apple Music
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