レディー・ガガ『Born This Way』10周年盤に収録、カイリー・ミノーグによる「Marry The Night」公開
レディー・ガガ(Lady Gaga)が2011年5月23日に発売して大ヒットを記録したセカンド・アルバム『Born This Way』。この発売10周年を記念して、6月25日にスペシャル・アルバム『Born This Way The Tenth Anniversary』が配信される(輸入盤CDは9月発売予定)。
このアルバムには、『Born This Way』のオリジナル楽曲14曲が新しいパッケージで収録されるほか、LGBTQIA+やその支持者によるアーティストたちが制作した“Born This Way Reimagined”が6曲収録される。先行公開されていたラッパーのビッグ・フリーディアによる「Judas」、カントリー・ミュージシャンのオービル・ペックによる「Born This Way (The Country Road Version)」に続いて、カイリー・ミノーグがカバーした「Marry The Night」の音源が6月11日に公開。カイリー・ミノーグは、ソーシャルメディアでこうシェアしている。
「サプライズ!私がカバーしたレディー・ガガの“Marry The Night”が公開されました! 『Born This Way』の10周年を一緒にお祝いしましょう。Time to dance!」
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「Marry The Night」は、アルバム『Born This Way』からの5枚目のシングルで、ガガとフェルナンド・ガリベイが作詞・作曲・プロデュースを担当。リミックスでは、Biff StannardとDuck Blackwellをプロデューサーに起用し、ディスコ調サウンドを表現している。全米レコード協会(RIAA)からは100万枚のプラチナ認定を受け、全米シングルチャートでは29位、US Dance Club Songsチャートでは1位を獲得。2011年のNMEのインタビューで、ガガはこの曲の成り立ちについてこう説明している。
「この曲は、私がニューヨークに戻ることを歌っています。“ハリウッドは嫌いだから、ブルックリンに住んで音楽を作りたい”と言うのに勇気が必要だったことを書いたんです」
『Born This Way The Tenth Anniversary Edition』に収録されているカバーはすべて、カイリー・ミノーグ、オーヴィル・ペック、ビッグ・フリーディアなど、LGBTQIA+のアーティストや支持者によって録音されたものだ。さらに「Highway Unicorn (Road To Love)」「Yoü and I」「The Edge of Glory」の3つのカバーが控えている。
『Born This Way The Tenth Anniversary Edition』はデジタルで6月25日に発売。輸入盤でのCDは9月3日に発売が予定されている。
Written by Larisha Paul
2021年6月25日デジタル発売
2021年9月3日CD発売(輸入盤)
CD
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