KISSのキャリア初期を描いた伝記映画『Shout It Out Loud』が2024年に公開予定

Published on

KISS - Photo: Medios y Media/Getty Images

KISSの長年のマネージャーとして知られるドック・マギーが、2年ほど前から製作が囁かれていたKISSのキャリア初期を描いた伝記映画『Shout It Out Loud』が、2024年に劇場公開を経て、Netflixで公開される予定だと明かした。

<関連記事>
地獄の始まり:ニューヨークの売れないバンドがメイクをして、『KISS』を発売するまで
KISS、2022年来日公演ライヴレポ:終幕の先の特別なパーティー
KISS、公式ブートレグの新作『Live In Poughkeepsie 1984』発売決定

ポッドキャスト番組“The Rock Experience with Mike Brunn”にトーク・ゲストとして出演したドク・マギーは、ヨアヒム・ローニングが監督を務める映画『Shout It Out Loud』について次のように明かしている。

「KISSの最初の4年間を描いた伝記映画なんだ。ちょうど取り掛かり始めたところで、すでに権利は譲渡されていて、(契約は)完了しているし、監督も決まっている。順調に進んでいるから、2024年には公開されるだろう」

ドク・マギーは、以前に出演したApple Musicのポッドキャスト番組“Talking Metal”で、この映画の成り立ちについて次のように語っていた。

「KISSの結成の経緯や、60年代から70年代にかけての社会的圧力が人々の思考にどのような影響を及ぼし、KISSのような存在を表舞台に登場させたのか、そして実際にそれは起こり得ることなのだという視点において非常に興味深い内容になっていると思う。とても興味深いし、脚本もよくできた映画だと思うよ。今、私たちのパートナーはNetflixで、劇場公開を経て、Netflixで公開される予定なんだ」

今年3月初め、KISSはファイナル・ツアー“The End Of The Road Tour”の最終公演を次のような声明と共に発表している。

「Live Nationがプロデュースを手掛けるこの最終公演は、今年10月にスタートし、KISSにとってすべてが始まった街での大規模なショーで最高潮に達する。ニューヨークは40年以上にわたってバンドの精神とストーリーの一部であり、2023年12月1日と2日にニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンのステージでロックの殿堂入りしたバンドの象徴的なキャリアを締めくくるにふさわしいと考えている。KISSはニューヨークの23番街で誕生した。半世紀も前のことだ。50年後に、我々が最初にスタートした場所から10ブロックの場所にあるマディソン・スクエア・ガーデンでツアーを終えることは、特権であり、名誉なことだ」

Written By Will Schube



KISS『Off The Soundboard: Live In Poughkeepsie 1984』
2023年4月7日発売
2CD



Share this story


Don't Miss

{"vars":{"account":"UA-90870517-1"},"triggers":{"trackPageview":{"on":"visible","request":"pageview"}}}
モバイルバージョンを終了