ザ・キラーズが最新作『Imploding The Mirage』でデビューから6作連続全英No.1の快挙
米バンドのザ・キラーズ(The Killers)が、通算6作目のスタジオ・アルバム『Imploding The Mirage』で全英チャート初登場1位に輝き、デビュー作から6作連続で全英No.1獲得の快挙を達成した。
英オフィシャル・チャート・カンパニーによると、ザ・キラーズのニューアルバムは、初週50,391枚セールスを売り上げ、初登場首位を飾った。この結果は、35,000枚を越えるフィジカル・アルバムの先行販売によって後押しされている。
『Imploding The Mirage』のセールスは、同チャートでTOP8までにランクインしているその他のアルバムのセールスを全て合算した数字を上回っており、初週の売上は、2017年のバンドの前作『Wonderful Wonderful』(51,756枚)に匹敵する記録となった。現在、『Wonderful Wonderful』の累計セールスは182,853枚まで伸びている一方で、彼らのデビュー・アルバム『Hot Fuss』はバンド史上最高セールスとなる233万5,495枚を記録している。
『Imploding The Mirage』の成功によって、ザ・キラーズは、デビュー作から6作連続で全英1位を獲得している唯一の英国外のバンドとなった。
また、今作がオーストラリアのアルバム・チャートでも初登場1位を獲得したことにより、ザ・キラーズとしては通算3作目のオーストラリアチャート1位、ブランドン・フラワーズのソロ・アルバムを含めると8作目のトップ10入りとなった。
ザ・キラーズと共に、ショーン・エヴェレット (アラバマ・シェイクス、ケイシー・マスグレイヴス)とフォクシジェンのジョナサン・ラドーがプロデュースを手掛ける『Imploding The Mirage』は、ロサンゼルス、ラスベガス、ユタ州パークシティでレコーディングされ、リンジー・バッキンガム、k.d.ラング、ブレイク・ミルズ、ワイズ・ブラッド、アダム・グランデュシエル(ザ・ウォー・オン・ドラッグス)、ルシウスら、注目のゲストをフィーチャーしている。
Written By Tim Peacock
ザ・キラーズ『Imploding The Mirage』
2020年8月21日発売
CD / iTunes/ Apple Music / Spotify
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