ケンドリック・ラマー、最新アルバムから「We Cry Together」のショートフィルムを公開

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9月 2, 2022

ItoMasaki

Kendrick Lamar, ‘We Cry Together’ - Photo: Courtesy of YouTube/Aftermath/Interscope Records

ケンドリック・ラマー（Kendrick Lamar）が、最新アルバム『Mr. Morale & The Big Steppers』から、「We Cry Together」の6分間のショートフィルムを公開した。このビデオで、彼はパートナー役の女優テイラー・ペイジ（Taylour Paige）と共に、感情の浮き沈みが激しいカップルを演じている。

ジェイク・シュライアー、デイヴ・フリー、ケンドリック・ラマーが共同監督を務め、アダム・ニューポート・ベラが撮影を担当した同ショートフィルムは、2020年3月にワンテイクで録音・撮影が行われた。

先月、ケンドリック・ラマーはニューヨークで親密なサプライズ・ライヴを行い、後日その映像の一部をSNSで公開した。米メディア“Line Of Best Fit”が報じたところによると、彼は会員制クラブ“Dumbo House”で、彼のツアー・バンドのベーシストとキーボード奏者と共に即興ライヴを披露して観客をもてなしたという。また、会場ではジェイ・Z、ビヨンセ、彼の従兄弟であるベイビー・キーム、デイヴ・フリーらと一緒にいる姿が目撃されている。

その後、「The Heart Part 5」のパフォーマンスを披露し、その曲中、彼は2001年のJay・Zのシングル「Izzo (H.O.V.A.)」の「I do this for my culture, to let’em know（俺が文化を生み出し、見せつける）」という有名なリリックの使用を許可した彼に、「Hov（ジェイ・Zののニックネーム）、あの最高の歌詞を使わせてくれてありがとう。無償で許可してくれたことに本当に感謝してるよ」と賛辞を送っている。

今年5月に5作目のスタジオ・アルバム『Mr. Morale & The Big Steppers』をリリースしたケンドリック・ラマーは、今年11月から2022年のワールドツアーのイギリス/アイルランド公演をスタートさせる。6月に開催された＜グラストンベリー 2022＞ではヘッドライナーを務め、彼のパフォーマンスは広く称賛をもって迎えられた。

Live Nationがプロデュースする全65公演の大規模なワールド・ツアーは、7月21日のテキサス州オースティンを皮切りに開幕し、北米、ヨーロッパ、オーストラリアを巡り、12月17日のニュージーランド、オークランドのスパーク・アリーナ公演で幕を閉じる。