カニエ・ウェストが新作『JESUS IS KING』を10/25にリリースすることを発表
カニエ・ウェストが、待望のニュー・アルバム『JESUS IS KING』のアナログ盤の写真を自身のツイッターで公開し、今作の正式な発売日が2019年10月25日(金)に決定したことを発表した。今作にあわせて制作された同名のドキュメンタリー映画も同日劇場公開を迎える。
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“JESUS IS KING”
OCT 25th pic.twitter.com/Ug4ghlQYk7— ye (@kanyewest) October 21, 2019
当初カニエ・ウェストの妻であるキム・カーダシアンは、新作『JESUS IS KING』の発売日が9月27日になることを明かしていたが、その後9月29日へと延期されたまま、現在まで発売されていなかった。予定されていた発売日には、毎週日曜日の礼拝イベント“サンデー・サービス”で新作のリスニング・パーティを主催したカニエ・ウェストは、その後も世界中の都市で同様のイベントを開催していた。
昨年、8作目のスタジオ・アルバム『ye』、そしてキッド・カディとのコラボ作『Kids See Ghosts』をリリースし、さらにもう一つのアルバム『Yandhi』の存在を明かしていたが、同作の発売は無期限延期となっている。今後ゴスペル音楽のみを発表していくつもりだというカニエ・ウェストは、今年のコーチェラ・フェスティバルでの“サンデー・サービス”のパフォーマンスについて言及しつつ、「コーチェラでは完全なる救いが得られなかった。私は真実と神の喜びを知り、このアルバムではゴスペルを表現した」と観衆に語りかけ、宗教色の極めて強い歌詞とテーマをフィーチャリングした10曲を収録した最新アルバムを紹介した。
彼は今作の中で頻繁にジーザスに救いを求めて呼びかけるが、誓いを立ててはいない。今作のトラックリストはキム・カーダシアンがすでにツイッター上で手書きのものを公開していた通りだが、曲順は若干変更されている。彼の“サンデー・サービス”でのパフォーマンスを観た経験があれば想定範囲内だが、収録曲のひとつ「Follow God」では古いゴスペル録音がサンプリングされていたり、「Selah」では、“ハレルヤ!”の詠唱とパイプオルガンが満載となっている。
カニエ・ウェストは、10月12日にジョージ・ワシントン大学で開催したイベント“Jesus Is King: A Kanye West Experience”でもファンにニュー・アルバムを10月25日にリリースすることを告げていたと、フォーブスが報じている。
また、今作のリリースが遅れた理由としては「より良い作品を作りたかったから」と観客に説明していた。
Written By Tim Peacock
カニエ・ウェスト『ye』
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