「ヒット曲の裏側:ジョン・ディーコン編」クイーン50周年記念、毎週公開中のミニドキュメンタリー
バンドの結成50周年を記念して毎週1本ずつ全50本の動画が公開されているクイーンのビデオシリーズ「Queen The Greatest」の第16弾のエピソードが公開された。
この動画では、他のメンバーと同じくバンドの作曲家でもありベーシスト、ジョン・ディーコンが生み出した象徴的なヒット曲が取り上げられている。ジョンは他のバンドメンバーほど多くの曲を書いていないかもしれないが、それでもバンドの最大のヒット曲のいくつかを作曲しているのだ。
<関連記事>
・ロジャー・テイラー、約8年ぶりのソロアルバム『Outsider』を10月に発売決定
・ブライアン・メイ「Driven By You」制作背景を語る「フレディが祝福してくれた」
クイーンの3rdアルバム『Sheer Heart Attack』には、ジョンが初めて作曲に参加した「Misfire」が収録。バンドの次のアルバムである1975年の『A Night At The Opera』には、ジョンが作曲した「You’re My Best Friends」が収められた。この曲はジョンにとっての初めてシングル曲であり、アメリカだけで100万枚以上の売り上げを記録している。そして1977年には、ファンの間で人気の高い「Spread Your Wings」が発売された。
1980年には「Another One Bites The Dust」が登場する。この曲はシングルとして700万枚以上の売り上げを記録し、SpotifyやYouTubeにて10億回再生を突破。世界的なヒットとなったこの曲はバンド最大の売り上げを誇るシングルにもなり、ミュージック・レーダーの「史上最もクールなベースライン」という投票で第2位を獲得した(同じ投票で「Under Pressure」も第7位に選ばれている)。
1981年には、あのデヴィッド・ボウイとコラボレーションした楽曲「Under Pressure」が発売。1984年には「I Want To Break Free」でもヒットチャート入りを果たし、当時は論争にもなったが今や伝説的でもあるミュージック・ビデオも制作された。
アルバム『A Kind Of Magic』では、ジョンはフレディとタッグを組んで「Friends Will Be Friends」を作曲し、1986年6月にバンドの30枚目のシングルとして英国で発売され、1986年の最後のツアー「The Magic Tour」ではライブでも披露されている。
このように、クイーンの名曲の数々がクールなジョン・ディーコンによって作曲されているのだ。
Written By Tim Peacock
クイーン【リミテッド・エディション】シリーズ全15タイトル発売決定
クイーン結成50周年を記念して、長らく入手困難だったオリジナル・アルバム全15タイトルの【リミテッド・エディション】が、日本でのみ再発決定!!
SHM-CD2枚組、各2,934円(税込)
2021年5月19日発売
【クイーン結成50周年記念キャンペーン】
2021年5月19日(水)発売のクイーン【リミテッド・エディション】シリーズ全15タイトルと対象カタログ作品の中から、1タイトルご購入毎に、先着購入者特典として、特製トレーディング・カードをランダムで1枚プレゼント。特製トレーディング・カードは全50種類。
詳しくはこちら
ブライアン・メイ『Back To The Light』
2021年8月6日発売
(国内盤CD発売は8月11日に変更)
国内盤2CD / 国内盤1CD / 2CD+1LP / LP
ロジャー・テイラー『Outsider』
2021年10月1日発売
輸入盤CD/LP / iTunes
- クイーン アーティスト・ページ
- ロジャー・テイラー、約8年ぶりのソロアルバム『Outsider』を10月に発売決定
- クイーン結成50周年記念、全アルバムのデラックス盤が日本のみ再発決定
- 「ヒット曲の裏側:ロジャー・テイラー編」クイーン結成50周年記念シリーズ第7話
- クイーン:アルバム制作秘話:15枚の全スタジオ・アルバムについて
- クイーンの歴史を紹介する映像全50本が約1年間かけて毎週公開
- クイーンによるライヴ・エイドでの21分間の伝説的パフォーマンス
- フレディ・マーキュリーの言葉:クイーンの伝説的シンガーの発言を振り返る
- 絶対に観るべきクイーン過去最高のライヴ・パフォーマンス15選(全曲動画付き)
- クイーンの楽曲ベスト20ランキング:世界を魔法にかけた名曲たち(全曲視聴動画付き)
- 映画『ボヘミアン・ラプソディ』関連記事まとめ