“ロキソニ”出演が決まったジミー・イート・ワールドの「The Middle」がSpotifyで10億回再生突破

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ジミー・イート・ワールド(Jimmy Eat World)の名曲「The Middle」がSpotifyで10億回再生を突破し“Billions Club”に加わった。自身初の快挙となる。1999年にリリースされた 「The Middle」は、バンドにとって現時点で唯一の全米TOP5入りを記録したヒット曲である。

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「The Middle」がリリースされるまで

アリゾナ州テンピ生まれのシンガー/ギタリストのジム・アドキンス、リズム・ギタリスト/バック・ヴォーカリストのトム・リントン、ベーシストのリック・バーチ、ドラマーのザック・リンドを擁するジミー・イート・ワールドは、前レーベルのキャピトル・レコードから契約解除された直後にこの曲をリリースした。

それでも4枚目のアルバムを制作する決意を固めた彼らは、2001年のアルバム『Bleed American』(後に『Jimmy Eat World』に改題)のセカンド・シングルとして「The Middle」を選んだ。このアルバムはリリースから1年以内にプラチナ認定を受け、「The Middle」のミュージック・ビデオは、米コメディ・シリーズ『ゆかいなブレディー家』(原題:The Brady Bunch)をパロディ化したユーモラスな内容で、MTVやTotal Request Liveで大々的にオンエアされた。

2008年、彼らはライヴ音源、デモ、B面曲をボーナス・トラックとして収録した『Bleed American』(元のタイトルに戻された)のデラックス・エディションを再発している。2021年、エンターテインメント・ウィークリー誌の取材に応じたバンドは、2009年のアカデミー賞のアフターパーティーで故プリンスが(非公式ながら)カヴァーしたこともある「The Middle」とそのファンへの影響を懐かしげに振り返っていた。ザック・リンドは、同曲について次のように説明している。

「“The Middle”は、すぐに良さがわかる曲のひとつだった。デモを友人たちに聴かせたら、みんなから“わあ、すごいね”って言われたのを覚えているよ。即効性のある曲で、聴いていて気分が良くなるんだ。それがこの曲の人気の理由だと思う。無駄のないシンプルな曲なんだよ」

ジム・アドキンスはこう付け加えた。

「多くの人があの曲に共感し、繋がりを感じてくれているというのは、本当に信じられないほど素晴らしく、心温まる褒め言葉だよ。自分たちが作ったものを誰かが時間をかけて受け入れ、それを自分のものにしてくれる。それは、どんなミュージシャンにとっても最高の賛辞なんだ」

彼らは現在もツアーを行っており、2019年には10作目のスタジオ・アルバム『Surviving』をリリース。そして2025年1月に初開催される洋楽フェス「rockin’on sonic」に出演することが発表となった。

Written By Sam Armstrong



ジミー・イート・ワールド『Bleed American』
2001年7月17日発売
iTunes Store / Apple Music / Spotify / Amazon Music / YouTube Music



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