ドキュメンタリー『ジャネット・ジャクソン 私の全て』が日本でも放送決定

Published on

2022年1月に米有料TVチャンネルのLifetimeとA&Eでプレミア放送されたジャネット・ジャクソン(Janet Jackson)のドキュメンタリー『JANET JACKSON』が邦題『ジャネット・ジャクソン 私の全て』として日本にて放送されることが決定した。

放送局は「CSヒストリーチャンネル」にて、2022年6月12日20時から第1話が放送となる(全4話)。この発表にあわせて日本版の予告編も公開となった。

<関連記事>
ジャネット・ジャクソンの20曲
1986年に発売されたアルバム・ベスト57

予告映像は、なぜこのドキュメンタリーを作ることにしたのかという質問に、「作らなきゃいけなかった」と神妙な面持ちで語るジャネットの映像から始まる。ジャクソン5やマイケル・ジャクソンの妹からスーパースター“ジャネット”への道のり、そしてデビュー作は失敗するも『Rhythm Nation 1814』の世界的な大ヒットを経て、女性R&Bシンガーの先駆者に至るまでのヒストリーが語られていく。

他にも今まで一切語られなかった、妹から見た兄マイケル・ジャクソンやランディ・ジャクソンとの思い出や父との確執や、“母”としてのジャネット・ジャクソンの姿、“妻”としての元夫との思い出が初公開となるプライベート映像とともに綴られていく。

また、ジャネットやジャクソン家のメンバー以外にも、サミュエル・ L ・ジャクソン、マライア ・キャリー、ウーピー・ゴールドバーグ、ポーラ・アブドゥル、ミッシー・エリオットなども登場する。

ベン・ハーシュが監督を務めるこの作品は、Workerbee製作のもと、Lifetime、A&E、Associated Entertainment Corporationが共同プロデュースを手掛け、ジャネット・ジャクソンとランディ・ジャクソンと並んで、Workerbeeのリック・マーレイ、A&Eネットワークのブリー・ミランダ・ブライアントがエグゼクティブ・プロデューサーにクレジットされている。(下記映像はUS版の予告編)

ジャネット・ジャクソンは、彼女がまだ16歳だった1982年9月にセルフタイトルのデビュー作を発表し、その2年後には『Dream Street』をリリース。しかし、彼女を一躍スターダムに押し上げたのは、1986年のアルバム『Control』だった。グラミー賞にもノミネートされた同アルバムには「Nasty」「What Have You Done for Me Lately」、そして全米No.1ヒット「When I Think of You」といったヒット曲の数々が収録されており、全米アルバム・チャートでも1位に輝いた。

ダンスポップ、ヒップホップ、R&B、インダストリアル・ミュージックといった幅広いジャンルの垣根を越えたジャネット・ジャクソンは、その後も『Rhythm Nation 1814』(1989年)、『janet.』(1993年)、『The Velvet Rope』(1997年)、『All for You』(2001年)といったマルチ・プラチナ・アルバムで軒並み全米No.1を獲得し、成功を継続。過去に5度のグラミー受賞歴誇り、2015年にリリースした11作目のスタジオ・アルバム『Unbreakable』は、自身7作目の全米1位を記録している。

Written By uDiscover Music




Share this story

Don't Miss

{"vars":{"account":"UA-90870517-1"},"triggers":{"trackPageview":{"on":"visible","request":"pageview"}}}
モバイルバージョンを終了