イマジン・ドラゴンズ、「Thunder」が4曲目のダイヤモンド認定を受け、史上初の快挙達成
イマジン・ドラゴンズ(Imagine Dragons)の世界的ヒット・シングル「Thunder」が、全米レコード協会からダイヤモンド・ディスク(1000万枚売り上げ相当)に認定され、これにより彼らは4曲のダイヤモンド認定シングルを保持する史上初のグループとなった。
「Thunder」は、これまでにダイヤモンド・ディスクに認定された「Radioactive」(14xプラチナ)、「Believer」(10xプラチナ)、「Demons」(10xプラチナ)といういずれも1,000万枚相当のセールスとストリーミング再生を記録している楽曲に続くシングルとなる。
ダイヤモンド認定シングルを持つアーティスのランキングは以下の通り;
・ブルーノ・マーズ 5
・イマジン・ドラゴンズ 4
・ジャスティン・ビーバー 3
・エミネム 3
・エド・シーラン 3
・ケイティ・ペリー 3
・カーディー・B 3
・ザ・ウィークエンド 3
・ポスト・マローン 3
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イマジン・ドラゴンの3作目のスタジオ・アルバム『Evolve』からのセカンド・シングルとして2017年4月にリリースされた「Thunder」は、人々の心を鷲掴みにするその圧倒的なフックでその年のポップ・カルチャーの時代精神の一部となり、米ビルボードの“Hot Rock Songs”(24週)、“Alternative Digital Song Sales”(3週)、“Adult Top 40”(7週)、“Mainstream Top 40”を含む、多くの全米ラジオ・チャートで首位を獲得した。
その他、オーストラリア、オーストリア、ベルギー、カナダ、ドイツ、イタリア、ニュージーランド、ポーランド、スロバキア、スロベニア、スウェーデンのチャートでもTOP10入りを果たし、翌年のグラミー賞では“最優秀ポップデュオ/グループパフォーマンス”にノミネートされた。
新作を発売
イマジン・ドラゴンズは、7月1日に2枚組のニュー・アルバム『Mercury – Acts 1 & 2 』をリリース。全32曲を収録したこの大作アルバムは、これまでのバンドのキャリア史上最も大胆な芸術的声明とも言える作品だ。
リック・ルービンがエグゼクティブ・プロデューサーを務め、ヒット・シングル「Enemy」「Bones」「Sharks」を収録した同作は、2021年の前作『Mercury – Act 1』をコンパイルし、その内容を発展させた続編作となる。Act 1では、愛、信仰、痛み、情熱、喪失を探求しているが、Act 2では、身近な人の死や彼らのキャリアにおける最も大きな“実存的問題”を向き合うことがテーマとなっている。
このアルバムについて、リード・シンガーのダン・レイノルズはこう語っている。
「“Mercury – Act 1”は、直接的に死というものに焦点を当てている。それはどんなサウンドで、どんな感覚なのか?っていうね。 “Mercury – Act 2”では、その後にやって来るプロセスに焦点を当てました。つまり、(死に)対峙し、目を覚まし、人生を続けるということです。愛する人を失っても、人生は続きます。このアルバムは、喪失、悲しみ、そして生きることについて書かれています。このアルバムにはたくさんの喜びが詰まっているので、そこに人生を投げかけることはとても重要だと思っています。今があるということです」
Written By Will Schube
2017年6月23日発売
CD / iTunes / Apple Music / Spotify / Amazon Music
イマジン・ドラゴンズ『Mercury — Acts 1 & 2』
2022年7月1日発売
CD / iTunes Store / Apple Music / Spotify / Amazon Music / YouTube Music
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