イギー・ポップ、ソロ18作目『Free』発売決定、先行楽曲も公開
パンク・ロックの先駆けザ・ストゥージズのヴォーカリストであり、アメリカ出身のパンクのゴッドファーザーとしても知られるイギー・ポップが、ソロとしては18作目となる最新作『Free』を2019年9月6日に発売することを発表。2016年に発表し全英3位、全米17位という自己最高位を記録した前作『Post Pop Depression』以来となる。
今作は、これまでのイギー・ポップのサウンドとは全く異なったサウンドに仕上がっている。それは、ジャズトランペット奏者のレロン・トーマスと、「Post Pop Depression Tour」のオープニング・アクトに抜擢されたギタリストのサラ・リプステートとのコラボレーションで制作されて、陰鬱な瞑想へ誘い込むような内容になっている。
イギー・ポップ本人は今作についてこう語っている「このアルバムは、他のアーティストが俺に変わって表現したものなんだ…。俺は、ただ声を貸しただけ。Post Pop Depression Tourの後、ずっと襲っていた不安から抜け出せたと思ったんだ。でも、同時に疲れ切っていた。後戻りして逃げ去りたかった。自由になりたかったんだ。俺はこれまで感じるままに生きることを信じてきた。幸福感や愛よりも、自由さを感じたかったんだ。そしてこのアルバムはその中で自然と生まれ、俺はただ、そのままにさせただけなんだ」。
イギー・ポップ 『Free』
2019年9月6日発売
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