ヒューイ・ルイスの聴覚障害のため、ヒューイ・ルイス&ザ・ニュースが全ツアーを中止

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ヒューイ・ルイス&ザ・ニュースは2018年に予定していた全てのライヴを中止することを発表した。フロントマンのヒューイ・ルイス(上の写真の中心)がメニエール病に苦しんでいることがその理由である。

「2か月半前のダラスのライヴの前に聴覚のほとんどを失ったんだ」とヒューイ・ルイスは4月13日の声明で述べた。「1対1や電話の会話であればまだ少し聴こえてはいる、でも歌えるほど音楽が聴こえない。低い周波数が激しく乱れてしまい、その中でピッチを合わせるのは不可能なんだ」と語った。

メイヨー・クリニックやスタンフォード・イヤー・インスティチュートを含め、様々な耳鼻科の専門家に診断を受け、その結果、難聴、耳鳴りや目まいを引き起こすメニエール病と診断されている。また、医者には症状が回復するまでツアーを中止するよう勧められたとしている。

「現時点で最も賢明な方法は、今後のライヴをキャンセルすることなんだ」とヒューイ・ルイスは語る。「もちろん残念でならないし、ファンのみんなには心から申し訳ないと思っているよ。回復することに専念して、いつかまたパフォーマンスができることを願っているよ」。

ヒューイ・ルイス&ザ・ニュースは春と夏に6回の公演を予定しており、サンフランシスコのアウトサイド・ランズ・フェスティヴァルやジミー・バフェットのオープニングとして一連の日程をこなす予定だった。

メニエール病に影響されたロックやポップ・スターはヒューイ・ルイスが初めてではない。2011年にライアン・アダムスも自身がメニエール病に専念できるよう2年間の休養を取らざるをえなかった。「突然ものがだぶって見え初めて、手が震えて、まるでエレベーターに乗っていたら床が抜けて、自分の骨が450kgもの重さになったように感じるんだ」とライアン・アダムスは2014年のローリング・ストーン誌とのインタヴューで語っていた。

Written by Tim Peacock


 

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