フローレンス・アンド・ザ・マシーン、最新アルバムが4作目の全英No.1&全米TOP10入りの快挙
2022年5月13日にリリースされたフローレンス・アンド・ザ・マシーン(Florence + the Machine)のニュー・アルバム『Dance Fever』が、米ビルボードの“Top Alternative Albums”と“Top Rock Albums”の両チャートで1位、“Top Album Sales”で2位、総合アルバム・チャート(Billboard 200)で7位を記録し、4作品連続で全米TOP10入りを果たした。
また、本国UKでは初登場1位を獲得し、グループにとって4作目の全英No.1アルバムとなった。
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先週、バンドのヴォーカル、フローレンス・ウェルチは、ザ・ストゥージズ「Search And Destroy」のカヴァーに加え、アルバム収録曲である「Cassandra」「Free」「Morning Elvis」「My Love」のアコースティック・ヴァージョンを追加収録した『Dance Fever』のデラック・エディションをリリース。
また、この待望の新作からは、オータム・デ・ワイルドが監督を務める「My Love」「Free」「King」「Heaven is Here」という4曲のミュージック・ビデオも公開されている。
批評家からの絶賛
アルバム『Dance Fever』は批評家から賞賛を浴び続けている。 ニューヨーク・タイムズ紙は「“Dance Fever”は、リリースを待ちわびていた、心に残るロック・ソングのコレクションだ」と評し、エンタメ・メディアの“Vulture”は「過去10年間で、ウェルチは音楽界で最も保証されたライヴ・パフォーマーの1人となった。古い讃美歌のように堂々としたポップ・アンセムを、ステージを駆け抜けながら堂々と歌い上げる彼女のステージは、宗教的な雰囲気に満ちている。“Dance Fever”は、まさに彼女の音楽がその最高の刺激になるであろう、彼女の新しいアルバムにぴったりのタイトルだ」と評している。
Vogue誌もまたこう讃えている。
「ポップスターたちの絶え間ない改革が好まれる、あるいは求められる時代において、フローレンス・ウェルチには安心できる親しみやすさがある。この軽妙でどこか自嘲的なユーモアのセンスは、ウェルチが彼女の初期のキャリアを定義した多幸感溢れるスタジアム級アンセムに回帰した“Dance Fever”にも貫かれている」
アルバム発売に先駆け、ニューヨークとロサンゼルスで行い大好評を博した2回の親密なライヴでに続き、フローレンス・アンド・ザ・マシーンは、今年後半に全米ツアーを敢行する予定だ。既に発表されているシカゴ、ボストン、オースティンなど全米各地での公演に加え、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンとロサンゼルスのハリウッド・ボウルでの2回目の公演も発表された。
また、一部の公演には、アーロ・パークス、サム・フェンダー、キング・プリンセス、イヴ・トゥモア、ジャパニーズ・ブレックファスト、ウェット・レッグがサポート・アクトとして参加し、チケット1枚の売上から1ドルが、世界中の難民に支援を提供している“Choose Love”に寄付される。詳細はバンドのオフィシャルサイトでご覧いただける。
Written By Tim Peacock
フローレンス・アンド・ザ・マシーン『Dance Fever』
2022年5月13日発売
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