ガンズ・アンド・ローゼズ「Sweet Child O’ Mine」がマーベル最新作『ソー:ラブ&サンダー』の予告に起用され米チャートで首位に

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Axl Rose and Slash of Guns N' Roses - Photo: Jeffrey Mayer/WireImage

発売から約35年が経つガンズ・アンド・ローゼズ(Guns N’ Roses)の大ヒット曲「Sweet Child O’ Mine」が、2022年7月8日公開予定のマーベル・スタジオ最新作『ソー:ラブ&サンダー』の予告編に起用されたことで、米ビルボードの“Hot Hard Rock Songs”チャートにおいてバンド初の首位を獲得した。

1987年にリリースされたバンドのデビュー作『Appetite for Destruction』からのサード・シングルとなる同曲は、1988年秋に全米シングル・チャート(Billboard Hot 100)で1位に輝いている。

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ガンズ・アンド・ローゼズがロサンゼルスのサンセット・ストリップで行ったジャム・セッション中に書かれた「Sweet Child O’ Mine」は、ギタリストのスラッシュが様々なメロディーを試しながら、それを元に他のメンバーが曲として作り上げていった作品だ。スラッシュは、2005年に行われたQ誌の取材に、当時を振り返りこう語っていた。

「作曲とリハーサルを繰り返しながら曲を完成させるのは大変だったよ。当時の僕にとっては、とても哀しいバラードだった」

また、この曲の歌詞は、フロントマンのアクセル・ローズが、当時のガールフレンドで、モデルのエリン・エヴァリー(この曲のミュージック・ビデオにも出演している)について書いたものだ。

リリースから数十年を経て、この曲は、あのサンセット・ストリップのジャム・セッションをはるかに超え、世界中で聴かれている。2019年10月、「Sweet Child O’ Mine」は80年代のミュージック・ビデオとしては史上初となる、YouTubeで10億回再生を記録し、さらに昨年8月には、Spotifyでの楽曲ストリーミング再生も10億回を突破した。

そして、長らくレコーディング活動を休止していたガンズ・アンド・ローゼズは、今年2月、「Hard Skool」と「Absurd」という2曲の最新シングルを含む4曲を収録したEP『Hard Skool』でシーンに復帰を果たした。

彼らは、来月フロリダで開催されるミュージック・フェスティバル“Welcome To Rockville”のヘッドライナーを務めることが決まっている他、年内にヨーロッパ、南米、オーストラリア、ニュージーランド、メキシコを巡る大規模な世界ツアーを敢行する予定だ。最新ツアーの全日程と詳細は、バンドの公式サイトでご覧いただける。

Written By Lexi Lane


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ガンズ・アンド・ローゼズ「Hard Skool」
2021年9月24日配信
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ガンズ・アンド・ローゼズ「ABSUЯD」
2021年8月6日配信
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