グロリア・ゲイナーのドキュメンタリー映画が2/13の“ギャレンタインデー”に合わせて全米公開
“ギャル/Gal”と“バレンタイン/Valentine”を組み合わせた造語で、女性のためのバレンタイン“ギャレンタインデー/Galentine’s Day”として世界的に知られる2月13日に、大ヒット曲「I Will Survive」で半世紀近くにわたり何百万人もの人々を鼓舞してきたディスコ界の伝説的歌手、グロリア・ゲイナーの半生を描いたドキュメンタリー映画『Gloria Gaynor: I Will Survive』が全米で公開される。
予告編は以下よりご覧いただける。
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昨年6月、トライベッカ映画祭で開催されたこの新作ドキュメンタリーの祝賀上映会に出席したグロリア・ゲイナーは、1979年のチャートを席巻した「I Will Survive」を含むライヴ・パフォーマンスを披露した。
ベッツィー・シェクターが監督を務める同映画は、米ニュージャージー州出身、現在80歳のグロリア・ゲイナーの波乱に満ちた半生と、2020年にキャリア2度目のグラミー賞となる“最優秀ルーツ・ゴスペル・アルバム”に輝いたアルバム『Testimony』の制作の裏側を描いている。
このドキュメンタリー映画は各メディアによって高く評価されている。
「ベッツィー・シェクター監督による美しい映画であり、ディスコ・クイーンへの感動的なオマージュである。この映画は、信仰と祈りの力が、いかにして彼女の人生(特に試練や苦難を乗り越えること)に役立ち、彼女を今日のようなミュージック・アイコンへと導いていったのかを強調している」(マルコス・パパダトス/Digital Journal)
「ゲイナーは、自分の人生の非常に辛い側面についてオープンに語っている。彼女はまた、音楽ビジネスにおける自身の名声とレガシーについて、愛すべき自己認識を示している。彼女の強さと弱さの取り合わせが、このドキュメンタリーを見る価値のあるものにしている」(カーラ・ヘイ/Culture Mix)
「ゲイナーは、過去の不慮の事故、年齢差別、虐待に耐え、音楽ジャンルの転換に奮闘している。この映画とゲイナーは、自分自身と愛を見失うことなく、忍耐と包容力を維持しながら、他の黒人や女性アーティストのために障壁を取り除くことをテーマとしている」(カム・チャン/Billboard)
Written By Will Schube
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