スーパーボウルでのCMにジョージ・ベイカー・セレクションの曲が起用。リンジー・ローハンが出演

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George Baker of the George Baker Selection - Photo: Gijsbert Hanekroot/Redferns

日本時間2022年2月14日に開催される第56回スーパーボウルに先駆けて、米フィットネスチェーンのプラネット・フィットネス(Planet Fitness)は、ジョージ・ベイカー・セレクション(George Baker Selection)の楽曲「Little Green Bag」を起用し、女優のリンジー・ローハンはじめ、豪華キャストが出演する新CMを公開した。

ジムのランニングマシンでのエクササイズに始まり、元NBAのスター選手デニス・ロッドマンと共にクイズ番組“ジェパディ!”に出演したり、俳優のダニー・トレホのためにアンクレットを手作りしたり、深夜のナイトクラブに姿を見せずパパラッチを泣かせたりと、健康的でキレのあるリンジー・ローハンの日々の行動を映し出したこのCMで、ナレーターのウィリアム・シャトナーは、「リンジーに何が起こったのか?」と問いかける。

スーパーボウルで放映予定のこの新CMは、現在YouTubeで先行公開中だ。

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このプラネット・フィットネスの新CMのバックには、1969年に発表された「Little Green Bag」のインストゥルメンタル・ヴァージョンが流れている。もともとのタイトルは「Little Greenback」で、オランダ人ミュージシャンのジョージ・ベイカーとヤン・ヴィッサーが米ドルへの賛歌として書いたジョージ・ベイカー・セレクションのデビュー・シングルだったが、印刷ミスにより「Little Green Bag」として発売されたため、多くのリスナーはこの曲がマリファナのことを歌っていると勘違いしてしまった。しかし、この曲はベルギーで3位、オランダのTOP40チャートで9位、全米ポップ・チャートで21位と、大西洋の両側で大きな反響を呼んだ。

以来、1992年のクエンティン・タランティーノ監督の名作映画『レザボア・ドッグス』を筆頭に、「Little Green Bag」は長年にわたりCMや映画のサウンドトラックの定番曲であり続けている。

ジョージ・ベイカーは、2005年のインタビューで、この曲の誕生秘話について次のように振り返っていた。

「この曲はリハーサルの夜にベーシストと一緒に書いたんです。バンドの連中はレコードを作りたがっていました。それが ‘Little Green Bag’の始まり。その数週間後に、小さなスタジオでデモ・テープを作りました。スタジオの人がこの曲をとても気に入ってくれてね。彼がオランダのレコード会社ネグラムに掛け合ってくれたら、彼らもこの曲を気に入ってくれました。あとは、ご存知の通りです」

Written By Lexi Lane




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