フォートナイト、史上最大規模のヴァーチャル・コンサート「リミックス: ザ・フィナーレ」を開催

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Photo: Stephen J. Cohen/Getty Images

“フォートナイト バトルロワイヤル(Fortnite Battle Royale)”は、月間キャンペーン“チャプター2リミックス”の締めくくりとして、11月30日にライヴ・イベント「リミックス: ザ・フィナーレ」を開催した。

同イベントは、同時アクセスプレイヤー数1,430万人と、ゲームにログインせずにライヴ配信を視聴した300万人ものオーディエンスを魅了し、同プラットフォーム史上最大規模のヴァーチャル・コンサートとなった。

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それぞれのアーティストの“ドリームスケープ”で構成された約15分間の「リミックス: ザ・フィナーレ」では、スヌープ・ドッグによる宇宙空間でのパフォーマンス、エミネムによるロボット版の自分との戦闘シーン、アイス・スパイスによる都会の夜景をバックにしたラップ・パフォーマンスに加え、故ジュース・ワールドによるトリビュート・パフォーマンスが披露された。

イベントの最後は、11月30日にリリースされたジュース・ワールドによる5作目にして、最後のスタジオ・アルバム『The Party Never Ends』からの「Empty Out Your Pockets」の世界初パフォーマンスで締めくくられた。このパフォーマンスでは、プレイヤーたちがクリスタルの蝶へと化し、ラップの革新者であるジュースが煌めくの地平線をバックに同曲を披露した。

ジュースの母親カーメラ・ウォレスは今回のイベントについてこう語っている。

「ジャラッドはフォートナイトで遊ぶのが大好きでした。彼にとってそれは単なるエンターテイメント以上のもので、他人と繋がる方法でもありました。幼い頃から、ビデオゲームは彼が友人や家族と絆を深める手段のひとつでした。フォートナイトに彼が登場することは、その繋がりへの素晴らしい賛辞です。彼の音楽がそうであるように、彼のゲームへの愛が、様々な場所で人々を繋ぎ続けているのを見て、彼もきっと喜んでいると思います」

今年11月の1ヶ月間にわたって開催された“チャプター2リミックス”では、参加アーティストそれぞれにスポットライトが当てられ、盛り上がりを見せた。過去に開催されたトラヴィス・スコットやアリアナ・グランデによる単独ヴァーチャル・ショーケースに続く「リミックス: ザ・フィナーレ」は、フォートナイトのチャプター5の終了にあわせて開催されたもので、チャプター6の最初のシーズンで、アニメをテーマにした 「鬼狩り」(「Demon Hunters」)は今週金曜日、12月6日にスタートする。同日には、“フォートナイト OG”が再び実装され、プレイヤーはすべてのクラシック・マップを再訪することができる。

フォートナイトは近年、メタリカ、レディー・ガガ、ビリー・アイリッシュ、カスケード、ドン・トリヴァーなど、数々の大物アーティストとのコラボレーションを通じて音楽ファンの注目を集めるプラットフォームとなっている。「リミックス: ザ・フィナーレ」は、その進化を象徴するイベントと言えるだろう。

Written By Sam Armstrong


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