シェリル・クロウの新作にエリック・クラプトンがゲスト参加して盟友ジョージ・ハリスンの名曲をカヴァー

Published on

7月 3, 2019

ItoMasaki

エリック・クラプトンが、盟友ジョージ・ハリスンの名盤『All Things Must Pass』に収録されている「Beware Of Darkness」のカヴァーを発表することが明らかになった。この楽曲は、ビッグ・スター達が集結し8月30日に発売されるシェリル・クロウの新作アルバム『Threads』に収録される。

新たな解釈によってカヴァーされたこのヴァージョンには、同じく8月にリリースが予定されているカントリー・スター、タニヤ・タッカーの新作で共同プロデューサーを務める注目のグラミー受賞アーティスト、ブランディ・カーライルもフィーチャリングされている。

現在までに先行公開された『Threads』収録曲には、ジョー・ウォルシュをフィーチャーした最新トラック「Still The Good Old Days」も含まれている。今作の豪華ゲストとして、既に発表されていたキース・リチャーズ、ヴィンス・ギル、セイント・ヴィンセント、マレン・モリスらに加え、新たにジェームス・テイラー、クリス・クリストファーソン、チャックD、ゲイリー・クラーク・ジュニア、そしてアンドラ・デイの参加も明らかになった。

ジョージ・ハリスンによるオリジナルの「Beware Of Darkness」は、1970年11月に3枚組LP『All Things Must Pass』の収録曲として発表された。リード・ギターにエリック・クラプトン、ドラムにリンゴ・スター、オルガンにゲイリー・ライト、ピアノにデレク・アンド・ザ・ドミノスのボビー・ウィットロック、そしてベースにカール・レイドルという豪華顔ぶれが演奏で参加するこの曲は、同アルバムの中でも広く絶賛されたハイライト・トラックのひとつである。1971年にジョージ・ハリスンが主催したチャリティ・コンサート『バングラデシュ難民救済コンサート』では、ジョージがレオン・ラッセルとのツイン・ヴォーカルでこの曲のパフォーマンスを披露していた。レオン・ラッセルは後に自身のアルバム『Leon Russell and the Shelter People』でこの曲をカヴァーしている。