エルトン・ジョンが自身の伝記映画『ロケットマン』で主演を務めるタロン・エガートンと「Your Song」を披露

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エルトン・ジョンが、2019年6月9日イギリスのホーブにあるカントリー・クリケット・グラウンドにて、「フェアウェル・イエロー・ブリック・ロード・ツアー」のライヴを開催し、会場に詰め掛けたファンは、海外で公開になったばかりの伝記映画『ロケットマン』で主演を演じるタロン・エガートンがステージに登場し、名曲「Your Song」をエルトン・ジョンと共に熱唱するというサプライズに遭遇した。下記よりそのパフォーマンス映像をご覧いただける。

 

エルトン・ジョンはステージ上で、タロン・エガートンをこう紹介した。「ご存知の通り、映画“ロケットマン”が公開になってますね。この“フェアウェル・イエロー・ブリック・ロード・ツアー”ではここまでゲストなしでやってきました。でも今夜だけは特別に、僕をゲストに呼んでみました。そう、映画で僕を演じてくれたあの人、タロン・エガートンです。今夜、彼と一緒に1曲披露します」。

エルトン・ジョンは、ライヴ後にツイッター上で、「私たちはこの映画の撮影、そして公開を通して、沢山の時を共有してきました。今夜、‘Your Song’ を君と歌ったのもまたそんな大切な時のひとつです」とタロン・エガートンに感謝を伝えた。

この二人がステージ上でコラボ・パフォーマンスを披露するのはこの日の「Your Song」が初めてではなく、今年2月に開催されたエルトン・ジョン・エイズ基金オスカー・パーティーのステージでも、エルトンとタロン・エガートンは「Tiny Dancer」を披露していた。

 

映画『ロケットマン』はイギリスとアイルランドで5月24日に、アメリカでは5月31日から劇場公開(日本公開は8月23日)になっている。この公開にあわせて、エルトン・ジョンはガーディアン紙に、自身の伝記映画が劇場公開を迎えるにあたり、その心境を綴った記事を公開した。

「誰かが映画の中で僕自身を演じているのを見たり、実際に僕の周りで起こった出来事の再現を見たりするのは、まるですごく鮮明な夢を見ているかのような、とても奇妙で当惑する経験でした」と彼は自身の体験を振り返る。

「とあるスタジオは、この映画がPG-13指定になるように、セックスやドラッグのシーンを端折りたがった。でも僕はPG-13指定の人生なんて歩んで来なかったんです。セックスやドラッグまみれの映画を作りたかったわけではありませんが、70年代や80年代に僕がその両方をやりたいだけやっていたことは周知の事実なので、毎回ライヴの後に、ホット・ミルクとギデオンの聖書だけをホテルの部屋に持ち帰ったみたいな、それをほのめかすような映画にする意味はないと思ったんです」。

Written By Tim Peacock


『ロケットマン(オリジナル・サウンドトラック)』
2019年5月24日発売(輸入盤CD / 配信)
2019年 8月21日発売(日本盤CD)

<映画情報>
『ロケットマン』
8月23日(金)より、全国ロードショー
公式サイト



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