エルトン・ジョンの新ドキュメンタリー『Elton John: Never Too Late』の予告編公開

Published on

Photo: Erika Goldring/Getty Images

ロサンゼルスのドジャー・スタジアムで行わた北米最後のコンサートに備えるエルトン・ジョン(Elton John)の姿を追った新たなドキュメンタリー映画『Elton John: Never Too Late』の予告編映像が公開された。

R・J・カトラー(『ファッションが教えてくれること』)とジョンの夫であるデヴィッド・ファーニッシュが共同監督を務めるこの映画は、2024年11月15日からの限定劇場公開を経て、12月13日にDisney+で配信開始される(日本での配信日などは現時点では未発表)。

<関連記事>
エルトンの長編ドキュメンタリーがトロント国際映画祭でプレミア上映
エルトン・ジョン、ショウビズ界のグランドスラム“EGOT”を達成

 

ドキュメンタリーの内容

この新作ドキュメンタリー映画『Elton John: Never Too Late』を通して、エルトン・ジョンは50年にわたる音楽界でのキャリアを振り返っている。依存症との闘いや自身のセクシュアリティとの向き合い方など、舞台裏での人生の浮き沈みを赤裸々に語っている。

映画はまた、歴史的なパフォーマンス映像、ジョンのプライベートな日記からの抜粋、彼の家庭での様子を映したホームビデオ映像などを織り交ぜながら、無名時代から世界で最も愛されるエンターテイナーの一人となるまでの彼の歩みを辿っていく。これは、ポピュラー音楽界の偉大な才能の一人を讃える壮大なポートレートとなる。

今年9月に開催されたトロント国際映画祭(TIFF)にて同映画がプレミア上映された際、ジョンは記者団に対し、この映画のパーソナルな側面を特に誇りに思っていると語った。この映画には彼のキャリアを彩る数々の音楽的ハイライトが登場するが、彼は特に、夫デヴィッド・ファーニッシュと2人の子供、ザッカリーとイライジャとの家庭生活に焦点を当てている。「私の墓碑には、“100万枚のレコードを売った”なんて書かれたくないんだ。“素晴らしい父親であり、素晴らしい夫だった”と書いてほしい」とエルトンは語った。

8億ドル(約1,146億円)を超える史上最高の興行収入を記録したエルトン・ジョンの記録的なフェアウェル・ツアー“Farewell Yellow Brick Road Tour”の北米公演を締め括ったドジャー・スタジアムでのコンサートは、『Elton John Live: Farewell from Dodger Stadium』として、2022年11月20日にDisney+で現地より生配信され、現在も同プラットフォームでコンサート映画として視聴可能となっている。

Written By Sam Armstrong



Share this story

Don't Miss

{"vars":{"account":"UA-90870517-1"},"triggers":{"trackPageview":{"on":"visible","request":"pageview"}}}
モバイルバージョンを終了