2018年グラミー賞トリビュート・コンサート、今年はエルトン・ジョン

Published on

2015年にスティーヴィー・ワンダー、2016年にはフランク・シナトラ、そして昨年2017年はビー・ジーズが取り上げられたグラミー賞トリビュート・コンサート。この特別な催し/番組の2018年に、エルトン・ジョンが選ばれ、彼の素晴らしい音楽的業績が第60回グラミー受賞式の翌日の2018年1月30日に称えられることになった。この模様は『Elton John: I’m Still Standing – A Grammy Salute』としてCBSで放送されることも合わせて発表となった。

第60回グラミー・アワードの2日後にトリビュート・コンサートは録画される予定で、輝かしいアーティスト・ラインナップが登場する予定だ。ラインナップには、マイリー・サイラス、ケシャ、ミランダ・ランバート、ジョン・レジェンド、リトル・ビッグ・タウン、コールドプレイのクリス・マーティン、マレン・モリス、サム・スミス、キース・アーバンらが名を連ねる。エルトン・ジョンは最も愛されている彼のヒット曲を数曲、パフォーマンスする予定であり、さらなるアーティストが今後数週間に渡ってラインナップに追加される予定である。

意外かもしれないが彼の最初のアメリカでの大ヒット曲「Your Song(邦題: 僕の歌は君の歌)」から約17年後の1987年に開催された第29回の授賞式まで、エルトンはグラミー賞を受賞したことがなかった(その後エルトン・ジョンは彼の名前で4度、グラミー賞を受賞)。その1987年の授賞式で、彼はグラディス・ナイト、ディオンヌ・ワーウィック、スティーヴィー・ワンダー共に「That’s What Friends Are For(邦題: 愛のハーモニー)」でベスト・ポップ・パフォーマンス・バイ・ア・デュオ・オア・グループ・ウィズ・ヴォーカル賞を受賞した。

彼の一番最近の受賞はエルトン・ジョンとティム・ライスによる『Aida』がベスト・ミュージカル・ショー・アルバムを受賞した2001年、第43回のグラミー賞で訪れた。また、その前の年には、彼の輝かしいキャリアのすべてが認められ、グラミー・レジェンド・アワードがエルトン・ジョンに送られている。

「サー・エルトン・ジョンは半世紀以上もの間、世代を超えた観衆を魅了してきた世界的な音楽のレジェンドです」とレコーディング・アカデミーの社長兼CEOのニール・ポートナウは語った。「彼の創造性、力強い存在感、メロディックで高度な技術が彼をカルチャー・アイコンとして位置付けました。そしてレコーディング・アカデミーは計り知れないほどの彼の音楽コミュニティへの貢献を称えられることをうれしく思います」。

エルトン関連のその他のニュースも飛び込んできた。1973年にイギリスでクリスマス・ヒット曲となったエルトン・ジョンの「Step Into Christmas」が初めて、今年トップ20ヒットにチャートインしたことである。初期のリリース時には24位だったこの曲が、このデジタルの時代に何度かホリデー・チャート上に再浮上してきた。オフィシャル・チャート・カンパニーによって昨日(12月15日付)発表された調査によると、63位から19位へと一気に上昇してきたとのことだ。

Written by Paul Sexton



エルトン・ジョン究極の最新ベスト・アルバム
エルトン・ジョン『Diamonds』

2017年11月10日発売

フィジカルは3形態で発売
・2枚組CD(国内盤のみSHM-CM)
・3枚組CDボックス・セット(輸入盤のみ、限定商品)
・2枚組見開きアナログ盤(輸入盤のみ)

   

 

 

 

 

Share this story

Don't Miss

{"vars":{"account":"UA-90870517-1"},"triggers":{"trackPageview":{"on":"visible","request":"pageview"}}}
モバイルバージョンを終了