エラ・フィッツジェラルドのソングブックがインディアナで展示中

Published on

1月 23, 2017

Rob Miller

4月にエラ・フィッツジェラルドの生誕100周年を迎えるに当たり、彼女を追悼するインスタレーションがオープン。1月19日よりインディアナ州カーメルのパフォーミング・アーツ・センターのグレイト・アメリカン・ソングブック・ファウンデイション展示会場で、“Ella Sings the Songbook”が公開された。この展示会は10月まで開催中。

展示会は1950年代から60年代にかけて発表された、偉大なジャズ・シンガーの名アルバム・シリーズ『Songbook』を讃えるものであり、財団の保管物及びロサンゼルスのエラ・フィッツジェラルド慈善団体から貸し出された、写真、楽譜や雑誌等の芸術品が展示されている。

これに加え、諸々の情報を提示するディスプレイやライヴ・パフォーマンス映像や30以上の録音が流れるインタラクティブかつマルチメディアな展示もある。『Songbook』シリーズには、コール・ポーター、ロジャース＆ハート、デューク・エリントン、アーヴィング・バーリン、ジョージ・アンド・アイラ・ガーシュウィン、ハロルド・アーレン、ジェローム・カーンやジョニー・マーサー等、ティン・パン・アリー、ブロードウェイやハリウッドを代表する偉大な作詞家作曲家達がフィーチャーされている。

「『Songbook』シリーズによって、エラ詣でに出掛ける観客がまた新たに生まれた。このグレイト・アメリカン・ソングブック・ファウンデイションが彼女のレガシーの重要な側面にスポットライトを当ててくれたことに深く深く感謝している」と、エラ・フィッツジェラルド慈善団体の事務局長フラン・モーリス・ロスマンは言う。

ソングブック展示会場は平日10amより4pm迄オープン、入場料無料。