ドレイクがシリウスXMと提携し、NYアポロ・シアターで2夜にわたるスペシャル・ライヴを開催

Published on

Drake - Photo: Prince Williams/Wireimage

現地時間2023年1月21日と22日、ドレイク(Drake)が北米のデジタルラジオ局シリウスXMと提携し、ニューヨークのアポロ・シアターで2夜にわたるスペシャル・ライヴを開催した。このライヴの模様は、ドレイクがシリウスXM内に開設した独占チャンネル“Sound 42”で配信される予定だ。

同イベントには、シリウスXMの会員に加え、ジャスティン&ヘイリー・ビーバー、エイサップ・ファーグ、NBA選手のケビン・デュラント、アイス・スパイス、NFL選手のオデル・ベッカム・ジュニア、ゲイル・キング、リッチー・アキヴァ、マイケル・ルービン、ウィル・マクリスなど、多くのセレブリティも招待された。

<関連記事>
ドレイク、21サヴェージとのコラボ作『Her Loss』を発売
ドレイクが新作『Honestly, Nevermind』で伝えたかったこと
ドレイク記録破りの新作アルバム『Certified Lover Boy』解説

同イベントはドレイクにとってアポロ・シアターでの初ライヴにして、数年ぶりのフル・コンサートとなった。

ドレイクは、子供の頃のベッドルームからレコード会社の役員室、地元トロントのヴィーガン・レストラン“ハーレム・ボデガ”、そして最後はアポロ・シアターの看板を掲げたステージへと次々とセットを転換させながら、「Best I Ever Had」「Headlines」「HYFR (Hell Ya Fucking Right)」「God’s Plan」「One Dance」「In My Feelings」といった自身最大のヒット曲や隠れた名曲の数々を披露。

子供の頃のベッドルームを再現したセットで幕開けした同ステージに、ドレイクは、自身が出演していたカナダの学園テレビドラマ『デグラッシ』のジャージ姿で登場し、会場を沸かせた。

“ハーレム・ボデガ”のセットでは、ドレイクは、ディプセットのキャムロンのトレードマークとして知られるピンクのミンク・コートを身に纏ったドレイクがディプセットをステージに迎え、キャムロン、ジム・ジョーンズ、ジュエルズ・サンタナ、フリーキー・ジーキーと共に彼らのヒット曲「I Really Mean It」「Dipset Anthem」「We Fly High (Ballin)」を披露。ステージを去る前に、ディプセットはドレイクに、“OVO x Dipset”のカスタム・ブレスレットをプレゼントし、ドレイクは「ハーレムから来た奴らは、俺たちに違う服を着せ、違う話し方や違う歩き方をさせ、違うラップをさせたんだ」と彼らの影響力を称えた。

ドレイクはさらに21サヴェージを呼び込み、昨年末リリースしたコラボ・アルバム『Her Loss』から「Rich Flex」「Privileged Rappers」、そして「Knife Talk」、アルバム『Honestly, Nevermind』からの「Jimmy Cooks」といった過去のコラボ曲を披露し、今年のジョイント・ツアーの開催を予告した。

ドレイクはこのショーの最後に次のように感謝の意を述べている。

「俺の傍にいてくれる全ての人に感謝しているよ。何より、俺たちを支え続けてくれるみんなに深く感謝している。人生で色々なことを考えたけど、今この瞬間、みんなのために音楽を作ることを止めるものは何もないから、少なくとももうしばらくは、みんなのためにここにいるよ。そして、今年はもっと感動を与えたいと思っている。飽きたらまた新作を作るかもしれないし、それは誰にもわからないね」

Written By Will Schube




ドレイク & 21サヴェージ『Her Loss』
2022年11月4日配信
iTunes Store / Apple Music / Spotify / Amazon MusicYouTube Music


ドレイク『Honestly, Nevermind』
2022年6月17日配信
Apple Music / Spotify / Amazon MusicYouTube Music


Share this story

Don't Miss

{"vars":{"account":"UA-90870517-1"},"triggers":{"trackPageview":{"on":"visible","request":"pageview"}}}
モバイルバージョンを終了