11月20日に行われるエルトン・ジョンの米ラストライヴがDisney+で生配信決定
ディズニーは、今年11月に行われるエルトン・ジョン(Elton John)のアメリカでの最後の公演となる、ロサンゼルスのドジャー・スタジアムでの3日間公演の最終日を、Disney+で生配信することを発表した。同公演は、エルトン・ジョンの“Farewell Yellow Brick Road”ツアーの北米公演の締めくくりとして、現地時間11月20日に56,000人収容のLAドジャー・スタジアムで開催される。
「Elton John Live: Farewell From Dodger Stadium」と題された今回のライヴ配信は、週末行われたディズニーのファン・イベント<D23 Expo 2022>のカンファレンスで発表された。11月17日と19日の2公演も撮影は行われるが、配信の予定はない。これらの2公演で撮影された映像は、今後公開されるエルトンの引退ツアーに密着したドキュメンタリー映画『Goodbye Yellow Brick Road』に使用される予定だ。
米メディアDeadlineによると、このドキュメンタリーは、映画祭での上映や劇場での限定公開を経て、Disney+で独占配信されるとのこと。R・J・カトラーとデヴィッド・ファーニッシュが監督を務め、コンサートのアーカイブ映像に加え、エルトン・ジョンの手書きの日記や、彼の家族の最新映像などが収録される。このドキュメンタリー映画の具体的な公開時期についてはまだ発表されていない。
エルトン・ジョンの“Farewell Yellow Brick Road”ツアーは、現地時間の9月13日、サウス・カロライナ州のチャールストンで開催され、以降も年内に北米各地で21公演を予定している。さらに来年には、1月のオーストラリアとニュージーランド公演を経て、3月からアイルランド、イギリス、ヨーロッパ各地を巡り、7月のストックホルム公演で最終日を迎える。同ツアーのチケット詳細は、こちらでご確認いただける。
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また、エリザベス女王の訃報を受け、エルトン・ジョンは先週行われたトロント公演でこう哀悼の意を捧げていた。
「彼女はその場にいるだけで刺激的な存在でした。私も近くで接してきましたが、本当に素晴らしい方でした。彼女は、最も素晴らしい時も暗い時代も含めて、優雅さと礼儀正しさ、心からの温かさをもって、国を導いてくださいました」
エルトンは、1971年に発表された名曲「Tiny Dancer」を再解釈したブリトニー・スピアーズとのコラボ・シングル「Hold Me Closer」を先月リリースしている。
Written By Tim Peacock
エルトン・ジョン&ブリトニー・スピアーズ「Hold Me Closer」
2022年8月26日配信
iTunes Store / Apple Music / Spotify / Amazon Music / YouTube Music
2021年10月22日発売
CD / LP / カセット / iTunes Store / Apple Music / Spotify
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