デフ・レパードとジャーニーの北米ジョイント・ツアー来場者が100万人/約109億円を突破
米ビルボード誌のBox Scoreで報告された最終的な数字によると、大ヒットを記録したデフ・レパードとジャーニーとによるジョイント・ツアーの来場者が100万人を突破したとのことだ。この2大バンドによる北米ツアーの第4行程にして最終行程は先日終了し、1,750万ドル(約19億円)のチケット・セールスを記録、全行程を合算すると、1,003,198 枚のチケットで9,710万ドル(約109億円)を売り上げたことになる。
このツアー第4行程の中で最も大きな売り上げを記録したのは、初日となった9月21日、サンフランシスコのAT&Tパークで行われ、フォリナーをゲストに迎えた公演で、4万4千人を動員した。デフ・レパードのオフィシャル・サイトによると、サンフランシコでのライヴは2002年の”X/Ten world tour”以来だったという。この9月の公演は390万ドル(約4億3,000万円)の総収益を挙げた。
ビルボードによると、この北米ツアーは全58公演を巡り、この中にはトロントとバンクーバーでの2つのカナダ公演も含まれている。内10公演はスタジアムで行われ、ピーター・フランプトンやプリテンダーズ、チープ・トリックをゲストに迎えていた。会場規模が最も大きかったのは、トロントのロジャーズ・センターで、45,083人の収容人数を誇る。
今回のジョイント・ツアーを終えて、デフ・レパードの公式Twitterでは「北米中をロックして渡ったクレイジーで楽しい一年だった!僕たちを応援してくれたファン一人一人に心から感謝しているよ。ジャーニーと最高のクルーたちとの素晴らしい旅だった。また会う日まで」と述べられていた。
また、以前にuDiscoverでお伝えしていた通り、デフ・レパードはこのツアー中に次のアルバムに向けた曲作りを始めていた。10月6日と7日、カリフォルニア州イングルウッドのザ・フォーラムでの2夜連続公演を最後にツアーが閉幕した後、彼らは10月19日と20日の2夜連続でハワイ州ホノルルでライヴを行っている。「僕たちにはとても強い絆があるんだ」とフィル・コリンはホノルルの地元紙、スター・アドバタイザーに語っていた。「僕はバンド・メンバーをとても大切に思っているんだ。僕たちは共に、沢山のことを乗り越えてきたからね」。
先日お伝えしたように、デフ・レパートは2019年にロックの殿堂入りする可能性がある、長いノミネーション・リストにもその名を連ねている。
Written By Tim Peacock
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『Hysteria』の全曲再現ライヴ「HYSTERIA & MORE」での来日公演決定!
東京:2018年10月24日(水) 18:00 open/19:00 start 日本武道館
大阪:2018年10月26日(金) 18:00 open/19:00 start Zepp Namba
名古屋:2018年10月29日(月) 18:00 open/19:00 start Zepp Nagoya
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http://udo.jp/concert/DefLeppard/article/323
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