デフ・レパードのギタリスト、ヴィヴィアン・キャンベルがベルファストのオー・イェー・レジェンド・アワードを受賞
デフ・レパードのギタリスト、北アイルランドにあるアントリム州生まれのヴィヴィアン・キャンベルは、2017年11月にベルファストで開催されるOh Yeah Legend Award (オー・イェー・レジェンド・アワード)を受賞することになった。年に一度のNI Music Prize (北アイルランド・ミュージック・プライズ) と共に開催されるこの賞は、ミュージシャン、そして北アイルランド出身の音楽業界人の中で格別な貢献を評価したものに贈られる。
11月11日土曜日、ベルファストのマンデラ・ホールにてヴィヴィアン・キャンベルの別バンド、ラスト・イン・ラインがスペシャル・レジェンド・アワード・ショウでステージに上がる前に、勲章がヴィヴィアン・キャンベルに送られる予定だ。一夜限りのラスト・イン・ラインのライヴは10日間開催予定のサウンド・オブ・ベルファスト・フェスティバルの大トリとして登場する。
1962年、ベルファストで生まれたヴィヴィアン・キャンベルは最初、ニュー・ウェイヴ・オブ・ブリティッシュ・ヘヴィ・メタルの強豪と言われたスイート・サヴェージで名を上げた。スイート・サヴェージの楽曲の1曲はのちにメタリカによってカヴァーされ、メタリカのカヴァー曲を集めたアルバム『Garage Inc.』にも収録された。その後、ディオのプラチナディスク獲得アルバム『Holy Diver』(1983年)、『The Last In Line』(1984年)に参加したあと、初期のホワイトスネイクに参加し、1992年に3月アルバム『Adrenalize』をリリースした後のデフ・レパードに加入した。
この伝説的なリード・ギタリストは、デフ・レパードやディオ、ルー・グラム、ホワイトスネイク、シン・リジィ、リバードッグス、ラスト・イン・ライン、クロック、スイート・サヴェージ、そしてシャドウ・キングといったバンドでの四半世紀にわたる活動を称えられる。
「俺の人生の活動が俺の情熱でもあったことは、非常に幸運だった。だからそのことについて評価されることは栄誇らしく感じる。特に、母国の人々からも評価されることはとても光栄だ」と彼はコメントしている。
オー・イェー・レジェンド・アワードのチーフ・エグゼクティブであるシャルロッテ・ドライデンはこう付け加えた。「ヴィヴィアン・キャンベルは世界的なロック・ミュージシャンであり、この賞に非常に相応しい方です。北アイルランドの音楽の歴史においてロックは圧倒的な役割を占めており、ヴィヴィアンはその第一人者の一人なのです」。
オー・イェー・レジェンド・アワードの過去の受賞者には、ゲーリー・ムーア、アンダートーンズ、セラピー?、ヘンリー・マッカロー、スティッフ・リトル・フィンガーズといった面々が名を連ねている。