デフ・レパードが2019年度ロックの殿堂入りのファン投票で1位を獲得
デフ・レパードがロックの殿堂入りのファン投票において1位を獲得した。毎年、ファンは誰がロックの殿堂入りするべきかというファン投票に参加することができ、2019年度はシェフィールドのヒーローたちの殿堂入りが現実味をおびてきた。
1位のデフ・レパードは547,647票を集め、それに続くTOP5はスティーヴィー・ニックス(427,844票)、トッド・ラングレン(365,370票)、ザ・ゾンビーズ(329,052票)、ザ・キュアー(264,443票)となった。このファン投票でTOP5入りしたアーティストには、最終投票において1票ずつ加算されることになっている。つまり、デフ・レパードの殿堂入りが必ずしも保証されている訳ではないのだが、2013年にファン投票が始まって以来、毎年1位を獲得したアーティストは必ず殿堂入りを果たしている。過去の例としては、ラッシュ、キッス、スティーヴィー・レイ・ヴォーン、シカゴ、ジャーニー、ボン・ジョヴィらがいる。
その他の2019年度ロックの殿堂入りの候補者リストには、ジャネット・ジャクソン(218,581票)、ディーヴォ(186,754票)、ロキシー・ミュージック(167,307票)、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン(148,208票)、レディオヘッド(140,458票)、ジョン・プライン(136,746票)、LL・クール・J(119,657票)、ルーファス・フィーチャリング・チャカ・カーン(99,724票)、クラフトワーク(87,456票)、MC5(85,304)の名前が挙げられている。
2019年度の殿堂入りは、現地時間12月13日(木)午前8時に、“ロックの殿堂”公式フェイスブックやツイッター、YouTube他、SiriusXMのVolume Channel 106などで発表され、授賞式は2019年3月29日にブルックリンのバークレーズ・センターで開催される。
今回発表されるのはあくまでもロックの殿堂入りを果たすパフォーマーのみであり、2019年3月29日にブルックリンのバークレーズ・センターで開催される授賞式に向けては、彼らを支えるパフォーマー以外の殿堂入りも発表される予定である。また、このパフォーマー以外の受賞者は投票ではなく、別の委員会によって選出されることになっている。
Written by Tim Peacock
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